OLに負傷者続出のテキサンズが膝負傷のGグリーンもIRに登録
2023年10月05日(木) 10:38ヒューストン・テキサンズのオフェンシブライン(OL)からまたしても負傷者が出ている。
現地1日(日)に勝利したピッツバーグ・スティーラーズ戦で膝を負傷した先発ガード(G)ケンドリック・グリーンが、水曜日に故障者リザーブ(IR)に登録された。そのため、グリーンは少なくとも4試合を欠場することになるが、複数の記者によると、グリーンは半月板を断裂していることから無期限で離脱する予定とのこと。
テキサンズは2022年ドラフト1巡目で指名したケニヨン・グリーンがシーズン終了の肩のケガに見舞われたことであいた穴を埋めるべく、8月末にスティーラーズとのトレードでケンドリック・グリーンを獲得。ケンドリック・グリーンはテキサンズの一員として全4試合に出場し、ここ3試合では先発を務めていた。
テキサンズはシーズン第2週からチーム屈指の選手であるレフトタックル(LT)レアミー・タンシルを膝のケガで欠いている。また、先発する可能性が高かった新人センター(C)ジュース・スクラッグスはシーズン開幕前に故障者リザーブ(IR)に置かれた。テキサンズはこれまで手を骨折しているライトタックル(RT)タイタス・ハワードもいない状態で戦ってきたが、ハワードは水曜日に練習復帰を指定されており、今週中に復帰する可能性が出てきている。
それでもなお、テキサンズは2勝2敗という驚くべきスタートを切っており、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区の戦績は横一線となっている。
オフェンシブラインが寄せ集めのユニットのようになっているにもかかわらず、新人クオーターバック(QB)C.J.ストラウドはこの2試合でいずれもサックを浴びていない――そして、両方で勝利を収めている。
とはいえ、グリーンの不在により、テキサンズのラインプレーはさらなる試練を受けることになりそうだ。
シーズン第1週はグリーンではなくジョシュ・ジョーンズが先発を務めていたが、ジョーンズは現在、タンシルの代役を務めている。テキサンズのオフェンシブラインには間違いなく大きな変化が起こるはずであり、現地8日(日)に行われるアトランタ・ファルコンズとの対決では、現先発センターのジャレット・パターソンと、ジョーンズ、マイケル・ディーターの3人がセンターとレフトガード(LG)の先発候補となっている。
【RA】