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今季の“ハードノックス・イン・シーズン”はドルフィンズが主役に

2023年10月24日(火) 13:59


マイアミ・ドルフィンズ【NFL】

現在5勝2敗と、飛ぶ鳥を落とす勢いのマイアミ・ドルフィンズが“Hard Knocks(ハードノックス)”に登場する。

『HBO』と『NFL Films(NFLフィルムズ)』、ドルフィンズが現地23日(月)に、今秋に『Max』で配信される“Hard Knocks In Season(ハードノックス・イン・シーズン)”の2023年シーズン版でドルフィンズが取り上げられると発表した。

公開日についてはまだ発表されていない。2022年と2021年にはそれぞれアリゾナ・カーディナルスとインディアナポリス・コルツが特集された。

「#ハードノックス・イン・シーズンがマイアミへ! まもなく@streamonmaxで配信」

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区で首位に立つチームの選手たちは、第3回ハードノックス・イン・シーズンにさまざまなストーリーと個性をもたらしてくれるだろう。

クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアやワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒル、WRジェイレン・ワドル、ランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートを筆頭に、ドルフィンズは素晴らしいオフェンスを展開し、数々のディフェンスを圧倒してきた。シーズン第3週に行われたデンバー・ブロンコス戦では70点もの点数をあげるなど、破竹の勢いを見せている。

ヒルはスーパーボウル時代におけるシーズン最初の7試合の記録として、最も多いレシーブヤード(902ヤード)をマーク。シーズン最初の7試合でNFL史上最多レシーブヤードを記録したのは元WRチャーリー・ヘニガン(1961年シーズン、1,044ヤード)で、ヒルはヘニガンに続いて歴代2位の記録を残している。果たしてヒルはこの歴史的なペースを維持することができるのか。また、ダイナミックな新人スピードスターであるデボン・エイチェーンがケガから復帰すれば、バックフィールドからの勢いは再び盛んになるのだろうか。

ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルのスキームと、2年目のコーチが大きな期待を寄せられているチームをどのようにマネジメントしているのかを見るのは興味深いと言えよう。

日曜夜に敗れたフィラデルフィア・イーグルス戦のように、フィジカル面で劣勢に立たされた後にドルフィンズがどのように立ち直るかも注目すべきポイントだ。

サウスビーチにはたくさんのストーリーがあり、今シーズンは世界中がその内側を覗き見ることになる。

【RA】