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49ersのRBマカフリーが歴代最多記録に並ぶ17試合連続で得点

2023年10月30日(月) 09:26


サンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリー【AP Photo/Jed Jacobsohn】

クリスチャン・マカフリーのエンドゾーンへの道のりは、彼をNFLの歴史へと導いた。

サンフランシスコ・49ersのランニングバック(RB)であるマカフリーは現地29日(日)に行われたシンシナティ・ベンガルズ戦で17試合連続となるタッチダウンを決め、殿堂入りしたレニー・ムーアに並ぶNFL史上最高の連続得点記録を達成した。

第1クオーターに2ヤードのタッチダウンランを決めたマカフリーは、1963年シーズンから1964年シーズンにかけて17試合連続で得点したムーアに匹敵する功績をあげている。

49ersはこれからバイウイークを迎えるため、マカフリーの偉業が評価される時間は十分にあると言えよう。49ersはバイウイーク後にジャクソンビル・ジャガーズと敵地で対戦する予定であり、そこで18試合連続となる得点を決めれば、マカフリーは歴代最多記録を樹立することになる。

しかし、マカフリーは現時点で祝福を受けるはずだ。

プレーオフでの3試合を含むマカフリーの連続得点は、昨シーズン第13週に勝利したマイアミ・ドルフィンズ戦でクオーターバック(QB)ブロック・パーディーから受けた3ヤードのタッチダウンレシーブから始まった。振り返ってみると、負傷したジミー・ガロポロの代役として出場したパーディーが初めて長時間プレーすることになったその試合は、49ersにとってかなり重要な試合だった。その後、マカフリーが試合ごとにタッチダウンに貢献する中で、パーディーは49ersの先発としてシーズンを終えている。

マカフリーの個人的な評価とともに、チームの成功ももたらされてきた。

ベンガルズ戦に敗れたことから、マカフリーがタッチダウンを決め続けた17試合における49ersの戦績は13勝4敗となっている。そのうちの1敗は昨季のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームだったフィラデルフィア・イーグルス戦で喫したものだ。49ersにとって2022年シーズン最後の試合となったイーグルス戦で、マカフリーはチームで唯一の得点をあげている。

統計的な成功と同じくらい重要なのは、マカフリーがリーグ屈指のエリート選手として過去の姿を取り戻し、ランニングバックとしてはまれなMVP候補に浮上していることだろう。2週間後、マカフリーは18試合連続で得点して歴代最多記録を更新することを目指すはずだ。

【RA】