ブロンコスがキャンパス内に約265億円のトレーニング施設を建設する計画を発表
2023年11月08日(水) 14:17デンバー・ブロンコスが33年の歴史を持つ既存のキャンパスに建設することを予定している1億7,600万ドル(約264億7,990万円)の最新式トレーニング施設およびチーム本部の完成予想図を目にしたコーナーバック(CB)パトリック・サーテイン二世は、その美しさに感嘆の声をあげている。
現地7日(火)、サーテインは練習後に「見た目からして素晴らしい。エキサイティングだ」とコメントした。
20万5,000平方フィート(約1万9,045平方メートル)の広さを誇る3階建てのトレーニング施設は、既存の施設よりも30%大きく、フットボールおよびビジネスのオペレーションが一体となった、球団が言うところの“インスピレーションにあふれ、協力的でモダンな環境”になる予定だ。
拡張されたロッカールームや、スポーツパフォーマンスエリア、ミーティングルームは1階に設けられ、それらは新施設と、ウエイトルームおよび室内練習場の間で、より効率的にレイアウトされる。また、ロッキー山脈の雪の日には重要な利点となる、地下駐車場も完備される予定だ。
フットボールオペレーションは2階で行われ、デンバーのダウンタウンにあるエンパワー・フィールド・アット・マイル・ハイを現在の拠点としている多くのスタッフを含むビジネスオペレーションは3階で行われる。
チームオーナー兼CEOのグレッグ・ペナーはそれを“効率的なレイアウトと最新の設備を備えた選手中心の本部”と称した。ペナーはフットボールとビジネスのオペレーションを同じキャンパスで行うことで「フィールドの内外で目標を達成するためのチャンピオンシップ環境を育むことができる」と述べている。
26エーカー(約10万5,218平方メートル)のキャンパス内で32万平方フィート(約2万9,729平方メートル)以上の広さを有する本部は、現在の建物の真西に建てられ、2014年に建設された11万5,000平方フィート(約1万0,684平方メートル)のパット・ボウレン・フィールドハウスに接続される予定だ。
2年間におよぶ建設プロジェクトは来春に開始される予定で、ブロンコスは日々のビジネスオペレーションや、ファンのトレーニングキャンプへのアクセスに影響はないとしている(ファンはそこで仮設スタンドに座ることになる)。
ウォルトン・ペナー・オーナーシップ・グループはオフシーズンに1億ドル(約150億4,540万円)をかけてスタジアムを改装し、7階建ての高さに相当する、北米で最も高い巨大なスコアボードを設置した。
【RA】