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49ersに加入し、大学時代と同様にDEボサとプレーすることを楽しみにするDEヤング

2023年11月08日(水) 14:10

チェイス・ヤング【NFL】

先週に行われたトレードでワシントン・コマンダースからサンフランシスコ・49ersに移籍したディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングは、オハイオ州立大学時代にチームメイトだったDEニック・ボサと再会している。

ヤングとボサは2017年と2018年の2シーズンをオハイオ州立大学で共に過ごした。ヤングがその2シーズンでサック14回、タックルフォーロス19.5回を記録した一方で、ボサは2017年にサック8.5回、タックルフォーロス16回を記録したあと、2018年は3試合を除いて欠場した(サック4回)。

現在、49ersのエッジラッシュコンビは再び力を合わせて相手クオーターバック(QB)に突進することを目指している。現地6日(月)、ヤングはトレードが成立した5分後にボサから連絡があったと明かした。

『ESPN』によると、ヤングは「大学時代ですら、また一緒にプレーできるとは思っていなかった。大学時代と同じように、クオーターバックまで競争する感じになると思う。本当に楽しくなりそうだ。それだけは分かる」と話したという。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ボサはシーズン第10週を迎えるにあたってQBプレッシャー(41回)でNFL内6位タイに位置しているとのこと。ヤングはシーズン第1週をケガで欠場したものの、40回と1回差に迫っている。また、ヤングのQBプレッシャー率(17.2%)は、100回以上のパスラッシュスナップに参加した選手の中で11位だ。

49ersが昨年にディフェンシブラインで行った投資――フリーエージェント(FA)だったノーズタックル(NT)ジャボン・ハーグレイブと大型契約を結び、ボサをリーグで最も高額の報酬を得る守備選手にしたこと――を踏まえると、今季終了後にフリーエージェントになるヤングが残りの9週間と(進出すれば)プレーオフの期間でパスラッシュのためにレンタルされている選手になる可能性があることが、シーズン終盤にかけて想定されている。

ヤングは自分の契約について「今はそれを気にかけてすらいない。このプレーブックを学び、できる限り最高の選手になることだけを気にかけている」と語った。

今季、これまでにコマンダースで見せていたようなプレッシャーを相手に与え続ければ、ヤングは3月に新契約を手に入れられるだろう。その間、ヤングはロンバルディトロフィーの獲得を目指せる立場にもある。

【RA】