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カウボーイズが復帰許可を得たWRマータビアス・ブライアントを練習生に

2023年11月08日(水) 14:07


マータビアス・ブライアント【NFL】

2018年シーズン第10週にフットボールで最後のダウンをプレーしていたワイドレシーバー(WR)マータビアス・ブライアントがカムバックする。

ダラス・カウボーイズがブライアントを練習生として迎える契約を結ぶと、現地7日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

2014年NFLドラフトの4巡目でピッツバーグ・スティーラーズに指名されたブライアントが最後にプレーしたのは、レイダースでのことだった。ブライアントは薬物乱用に関するリーグの規定に対する複数の違反から、2016年シーズンを通じた出場停止処分を受け、条件付きで復帰したものの、その条件に抵触したことで2018年12月に無期限の出場停止処分を言い渡されている。

NFLネットワークのトム・ペリセロが土曜日に、ブライアントが先日にロジャー・グッデルコミッショナーから復帰の許可を得たと報道。さらに月曜日には、ブライアントがワークアウトを行うためにダラスへ向かったと伝えていた。

危険を冒すことをいとわないカウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズは、どれだけの力が残されているか、そして、正しい道を歩んでいるか見極めるべく、ブライアントと契約を交わす。

6フィート4(約193cm)のブライアントは2014年から2015年にスティーラーズで過ごした最初の2年間で、ビッグプレーを生み出す能力やエンドゾーンでの嗅覚を示してきた。この2年間でブライアントはタッチダウン14回をマークしており、そこにはルーキー時代にマークした94ヤードのタッチダウンも含まれる。

しかしながら、ブライアントはリーグの薬物乱用を禁じる規定に違反したことで、2015年シーズンに始まる4試合の出場停止処分を科された。プレー時間を失ったにもかかわらず、ブライアントはこの年に最も印象的なシーズンを送り、キャッチ50回、765ヤード、タッチダウン計7回をマークしている。

2016年はすべてで出場を禁じられており、スティーラーズとのラストイヤーに1試合に出場した後、トレードによってレイダースへ移籍。2018年にレイダースで8試合に出場したものの、キャッチ19回、266ヤード、タッチダウンはなしにとどまった。

そのシーズンから再び出場停止になっているブライアントは現在31歳であり、今年の夏にはXFLのベガス・バイパーズでプレーしていた。

火曜日のワークアウトで十分に印象づけた様子のブライアントは、練習生の枠を獲得している。カウボーイズは期待通りのカムバックストーリーが展開されることを望んでいるだろう。

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