現地10日（金）、ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー（WR）マイケル・トーマスがルイジアナ州ケナーで逮捕され、単純暴行と器物損壊で告訴されたことをケナー警察が『NFL Media（NFLメディア）』に認めた。

単純暴行と器物損壊は軽罪にあたる。

ケナー警察のマーク・マコーミック警部補によると、トーマスが逮捕されたのは東部時間19時頃で、トーマスの近所の住宅建設現場で働いていた建設作業員と口論になったためだという。

「被害者によると、トーマスは自宅前の駐車について怒鳴り始め、危害を加えると言葉で脅したと主張している」とマコーミック警部補はプレスリリースで明らかにした。「被害者が出来事を記録し始めたところ、トーマスは腹を立て、れんがを手に取ってトラックのフロントガラスに投げつけ、いくらかの損害を与えた。それからトーマスは被害者に近づいていき、相手の手から電話をたたきおとし、押しのけた後で、記録はされたくないと言ったとのことだ」

マコーミック警部補によると30歳のトーマスは警察の捜査には協力的で、素直に逮捕に応じたという。その後東部時間22時頃に釈放された。

トーマスの逮捕に関してセインツは『NFL.com』に次のような声明を出した。「出来事については認識しており、情報を収集している」

トーマスは2016年NFLドラフト2巡目でニューオーリンズ・セインツに指名され、通算564回のレシーブで6,560ヤード、タッチダウン36回をセインツで記録している。過去3年はケガのために合わせて10試合の出場にとどまっていたが、今シーズンは9試合すべてでプレーしていた。

2023年はここまで38回のレシーブで439ヤード、タッチダウン1回をマークしている。

セインツは日曜日にミネソタでバイキングスと対戦する予定だ。

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