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ラムズがウッドランドヒルズにトレーニング施設を建設する計画を発表

2023年11月15日(水) 13:50

ロサンゼルス・ラムズのロゴ【NFL】

ロサンゼルス・ラムズはフランチャイズがカリフォルニアに戻って以来初となる常設本部とトレーニング施設の建設計画を発表した。

ラムズはロサンゼルスのサンフェルナンド・バレーの南西端に位置するウッドランドヒルズに施設を建設する。チームは来年に新しい住所に移転し、最初は2016年から使用しているサウザンドオークスの一時的な複合施設と同様のモジュール式トレーラーで活動する予定だ。

今回の発表は現地14日(火)にウッドランドヒルズで行われたが、オーナーのスタン・クローンキーが隣接していた2つのモールを含む、この地域の約100エーカー(約40万4,686平方メートル)の土地を購入し始めてから、ラムズの意向はこの2年で広く知られるようになっていた。チームは7月にトレーニングキャンプを開始するまでに移転すべく、すでに新しい練習場の芝生を育て始めている。

クローンキーが2016年にラムズの本拠地をセントルイスからロサンゼルス地域に戻して以来、チームはロサンゼルス郊外のサウザンドオークスにあるカリフォルニアルーセラン大学のキャンパスの端にある一時的な複合施設で練習や活動を行ってきた。

ショーン・マクベイはヘッドコーチ(HC)に就任してからスーパーボウルに2回進出し、そのうち1回で勝利をつかんだチームを作り上げてきたが、その一方で、モジュール式トレーラーはこの地域の強風から身を守るための屋内練習場など、近代リーグの標準的な施設を欠いた場所に設置されている。

サウザンドオークスの施設は2020年にオープンしたSoFiスタジアムからおよそ50マイル(約80km)離れた場所にある。新しいトレーニング施設はそれと比べておよそ半分の距離に建てられる予定だ。

クローンキーはラムズの施設を多くのNFLチームのトレーニング施設に匹敵する水準にまで引き上げることが期待されるプロジェクトに、いよいよ着手する。億万長者の不動産開発業者であるクローンキーはスタジアムを建設したときと同じように、複合施設に住宅や商業施設、小売スペースを含めるつもりだ。

クローンキーのSoFiスタジアムをラムズと共に使用しているロサンゼルス・チャージャーズは、スタジアムから数マイル離れた海沿いの郊外、エルセグンドに15万平方フィート(約1万3,935平方メートル)の新しいトレーニング施設を来年にオープンする予定だ。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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