NFLのクオーターバック（QB）たちは、ダロン・ブランドのことを試すのはやめた方がいいかもしれない。

ダラス・カウボーイズのコーナーバック（CB）であるブランドは、現地19日（日）にアウェーでカロライナ・パンサーズを33対10で下した試合で、相手QBブライス・ヤングのパスをインターセプトし、すぐに立ち上がり、エンドゾーンまで駆け抜け、今シーズン4回目のピックシックスを決めた。

ブランドはこのプレーで、NFL史上最多タイとなる1シーズンでのインターセプトリターンタッチダウン数を記録。フィラデルフィア・イーグルスのエリック・アレン（1993年）、カンザスシティ・チーフスのジム・カーニー（1972年）、ヒューストン・オイラーズのケン・ヒューストン（1971年）の4回と並んだ。

今、ブランドの目標は新記録を樹立することだ。

チームの公式ウェブサイトによると、ブランドは「記録を塗り替えることが、またひとつの目標になった」と語り、次のように続けたという。

「エンドゾーンに入った時、“わあ、やったぞ。記録に並んだ”と思った。今は平常心になって、この記録を塗り替えに行きたいと思っている・・・」

「実際のところ重要なのは記録じゃない。歴史に名を残し、記憶されることが大切なんだ」

ブランドのリカバリースピードとボールスキルは、完璧なチャンスを作り出した。日曜日の試合では、ブランドにはパスを通す隙があると相手クオーターバックがまたしても思ったが、ブランドはすかさず滑り込んできてボールを奪った。

「高校時代にレシーバーとしてプレーしていた頃から、いつもボールを手にしていたんだ」というブランドは、「いつでもできるプレーさ」とつけ加えている。

CBトレボン・ディッグスがシーズン終了の膝のケガを負ったことで、カウボーイズのセカンダリー陣の中で誰が台頭するかが注目されていた。ブランドはその中心人物であり、ピックシックスだけでなく、他にも多くの成果を上げている。彼の合計6回のインターセプトはNFLで最多タイであり、12回のパスブロックは月曜夜までで5番目に多い。

【KO】