ラスベガスはシーズン第15週に、昨季にNFLのラッシングチャンピオンに輝いた選手を欠くことになる。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが情報筋の話をもとに伝えたところによると、大腿四頭筋を負傷してクエッショナブルとされていたラスベガス・レイダースのランニングバック（RB）ジョシュ・ジェイコブスは現地14日（木）にホームで行われるロサンゼルス・チャージャーズ戦に出場しないという。

また、レイダースはジェイコブスが試合に出場できるかを確認するために木曜日の午後まで様子を見ていたが、試合開始時間が近づくにつれて、出場できる状態にはならないことが明らかになっていったとガラフォロはつけ加えている。大腿四頭筋の負傷によって1週間を通して練習に参加できなかったジェイコブスは、試合にも出場できない予定だ。

レイダースでのジェイコブスの活躍はどれだけ誇張してもし過ぎることはない。ジェイコブスはレイダースのランゲームのすべてだ。プロボウルに2度選出された経歴を持ち、2022年シーズンに1,653ランヤードを記録してリーグトップに輝いたジェイコブスは、今季も805ランヤードを稼いでおり、チームで2番目に多いランヤードを稼いでいるワイドレシーバー（WR）トレ・タッカーの記録（63ヤード）を742ヤードも上回っている。

ジェイコブスが欠場すれば、ザミール・ホワイト（キャリー20回で54ヤード）とエイミール・アブダラー（キャリー6回で42ヤード）が今季これまでのどの試合よりも多くの機会を得ることになりそうだ。

昨シーズンは数々のケガを抱えながらプレーしていたジェイコブスだが、今回のケガによって44試合連続出場の記録が途切れることになる。

14日（木）アメリカ東部時間20時15分【日本時間15日（金）10時15分】にホームでチャージャーズを迎え撃つレイダースは、確実に新たな選手を数名起用することになるだろう。

【RA】