2023年アート・ルーニー・スポーツマンシップ賞のファイナリスト8名が選出される
2023年12月15日(金) 09:33現地14日(木)、NFLは2023年アート・ルーニー・スポーツマンシップ賞のファイナリスト8名を発表した。この賞は毎年、フェアプレー、試合および対戦相手への敬意、競技における誠実さなど、フィールド上でのスポーツマンシップを最もよく示したNFL選手に贈られる。
各カンファレンスから4選手が最終選考に残り、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)からはラスベガス・レイダースのディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビー、ロサンゼルス・チャージャーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マック、ニューヨーク・ジェッツのインサイドラインバッカー(ILB)C.J.モズリー、ボルティモア・レイブンズのガード(G)ケビン・ザイトラーが選ばれ、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)からはアリゾナ・カーディナルスのセーフティ(S)ブッダ・ベイカー、サンフランシスコ・49ersのフルバック(FB)カイル・ユーズチェック、ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコット、シアトル・シーホークスのミドルラインバッカー(MLB)ボビー・ワグナーが選ばれた。
NFLレジェンズ・コミュニティーに属する元選手で構成される選考委員会が、32のNFLクラブからファイナリスト8名を選出した。選考委員会はウォリック・ダン、ラリー・フィッツジェラルド、カーティス・マーティン、レオナルド・ウィーラーで構成されている。最終選考に残った8名は、プロボウルの投票用紙のNFLスポーツマンシップ賞のカテゴリーに記載される。
NFLのレジェンドであるフィッツジェラルドは「アート・ルーニー・スポーツマンシップ賞にノミネートされた人たちについて知る過程を楽しんでいる。候補者は皆、ルーニー氏の遺志を体現している。この賞はフィールドでのチームワーク、競争力、勤勉さ、誠実さを象徴するものだ」と述べた。
この賞は、ピッツバーグ・スティーラーズの創設者かつオーナーであり、プロフットボールの殿堂入りを果たした故アート・ルーニーSr.に敬意を表して2014年に創設された。
ユーズチェックは4年連続で、クロスビーは2年連続でファイナリストに選ばれている。
NFLスポーツマンシップ賞の受賞者は、現役NFL選手の投票によって決定され、NFLオナーズの一環として発表される。最終選考に残った8名の中から、各チームの選手は自分たちがウイナーに選ぶ選手に投票。プロボウルの投票と同様に、自分のチームに所属する選手に投票することはできない。
【過去のアート・ルーニー・スポーツマンシップ賞受賞者】
2022年:ディフェンシブタックル(DT)カライス・キャンベル(ボルティモア・レイブンズ)
2021年:ワイドレシーバー(WR)マシュー・スレイター(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
2020年:QBテディ・ブリッジウォーター(カロライナ・パンサーズ)
2019年:ランニングバック(RB)エイドリアン・ピーターソン(ワシントン・レッドスキンズ)
2018年:QBドリュー・ブリーズ(ニューオーリンズ・セインツ)
2017年:ラインバッカー(LB)ルーク・キークリー(カロライナ・パンサーズ)
2016年:RBフランク・ゴア(インディアナポリス・コルツ)
2015年:コーナーバック(CB)チャールズ・ウッドソン(オークランド・レイダース)
2014年:WRラリー・フィッツジェラルド(アリゾナ・カーディナルス)
【RA】