現地11日（木）、ポリネシアン・フットボール殿堂はマイアミ・ドルフィンズのクオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアがハワイアン航空提供のポリネシアン・プロフットボール年間最優秀選手賞の2023年シーズン受賞者に選ばれたと発表した。

ポリネシアン・フットボール殿堂の会長であるジェシー・サポルは「ポリネシアン・フットボール殿堂理事会を代表して、トゥアの歴史的シーズンを祝福する。彼は偉大な模範であり、世界中のポリネシア人にとって大きな誇りだ」とコメントした。

サモア人の血を引くタゴヴァイロアは、2023年シーズンにリーグ通算4,624ヤードを記録し、自身初のプロボウル出場を果たした。NFL4年目の今シーズンは、タッチダウン29回、パス成功388回、パス成功率69.3％とキャリアハイを記録した。ドルフィンズのQBがパスでリーグトップとなったのは、1992年に殿堂入りしたQBダン・マリーノが4,116ヤードを記録して以来となる。

25歳のタゴヴァイロアは、2015年にポリネシアン・プロフットボールプレーヤー・オブ・ザ・イヤーが導入されて以来、レフトガード（LG）マイク・イウパティ、QBマーカス・マリオタ、ワイドレシーバー（WR）ジュジュ・スミス・シュスター、オフェンシブタックル（OT）ロニー・スタンリー、ディフェンシブタックル（DT）デフォレスト・バックナー、セーフティ（S）タラノア・フファンガに続く受賞者となった。

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