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ライオンズが練習生としてベテランTEアーツと契約

2024年01月23日(火) 09:49


ザック・アーツ【AP Photo/Ross D. Franklin】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームの出場を控えているデトロイト・ライオンズが、有名なタイトエンド(TE)を加えている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地22日(月)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ライオンズがプロボウルに3度選出された経歴を持つザック・アーツと契約するという。

ペリセロによれば、アーツはサンフランシスコ・49ersと対決するNFCチャンピオンシップゲームに出場する可能性がある中で、練習生としてチームに加わるとのこと。

33歳のアーツは大腿四頭筋のケガから復帰した後、11月下旬にアリゾナ・カーディナルスからの移籍を希望していた。

タンパベイ・バッカニアーズに勝利したディビジョナルラウンドで2番手TEブロック・ライトが前腕を負傷したことから、ライオンズはTEルームに助っ人を必要としていた。日曜日、ライトは重要な第3ダウン残り1ヤードの場面でクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフからのパスをキャッチし、29ヤードを獲得。それは、この試合におけるチームにとっての最長レシーブヤードとなった。ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは試合後、49ers戦にライトが出場できる可能性は“あまりなさそうだ”と述べていた。

先週、ライオンズはTEジェームズ・ミッチェルを故障者リザーブ(IR)に登録し、バックアップのアンソニー・ファークサーをアクティブロースターに昇格させている。

前回の試合でキャッチ9回、65ヤードを記録したスタールーキーTEサム・ラポルタは、レギュラーシーズン最終戦で見舞われた膝のケガを抱えながらプレーしている状態だ。

負傷者が続出しているライオンズにとって、TEルームの選手層に厚みを持たせることは必須となっていた。この段階で経験豊富なベテラン選手を加えることは、チームにとって願ってもない補強だ。アーツはライオンズで、かつてカーディナルスでもTEコーチを務めていたスティーブ・ハイデンと再会を果たす。それは次の試合に向けてベテラン選手をライオンズのシステムに慣れさせるのに役立つだろう。

【RA】