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チーフスRBパチェコはAFCチャンピオンシップゲームでプレーの見込み

2024年01月28日(日) 17:50


カンザスシティ・チーフスのアイゼア・パチェコ【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

第58回スーパーボウル出場が懸かる大勝負でカンザスシティ・チーフスのバックフィールドで最大の脅威となる存在にゴーサインが出そうだ。

足首と爪先を痛めてはいるものの、ボルティモア・レイブンズと戦うAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでチーフスのランニングバック(RB)アイゼア・パチェコがプレーする見込みだと現地27日(土)の夜、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーが伝えた。

パチェコは24日(水)と25日(木)の練習は欠席したが、26日(金)は制限付きでの参加が可能となり、パーマーによるとこれは週の初めから予定されていたことだといい、良い流れは試合日まで継続しそうだ。

キャリア2年目を通してパチェコはチーフスにとって違いを生み出す要となり、力強いシーズンを過ごしてきた。

プレーしたレギュラーシーズンの14試合で、ランで935ヤードとタッチダウン7回を記録し、キャッチでも244ヤードとタッチダウン2回を挙げていて、ここまでのプレーオフでも敵の脅威となっている。

チーフスが戦ったポストシーズン2試合でパチェコはいずれもランでのタッチダウン1回を決め、グラウンドで186ヤードを稼ぎ出している。

クオーターバック(QB)パトリック・マホームズのオフェンスで過小評価されがちだが、マイアミ・ドルフィンズに勝利したワイルドカードでパチェコはボールを24回キャリーした。バッファロー・ビルズとの試合でもチームのRBの合計キャリーの中で2回を除いて残りはすべてパチェコのものだ。

その2回のアテンプトを記録したのはクライド・エドワーズ・イレアーで、今後もパチェコの交代要員となるはずだ。今回も試合中にパチェコのケガが再び問題となるようであれば、いつでも出られる準備をしているだろう。

パチェコがアクティブ登録されたチーフスは、レイブンズが抱えるディフェンス唯一の弱点をより効果的に攻めることができるようになる。レイブンズはリーグトップの得点ユニットを誇り、パスディフェンスでもランキング6位だが、ランに対しては14位と平均的だ。

チーフス対レイブンズのキックオフは現地28日(日)15時【日本時間29日(月)5時】を予定している。

【M】