AFCチャンピオンシップゲームはチーフスRBパチェコがクエッショナブル、LGトゥニーが欠場
2024年01月27日(土) 17:06カンザスシティ・チーフスのバックフィールドに懸念が生じている。
複数のケガに悩まされているランニングバック(RB)アイゼア・パチェコは、現地28日(日)に行われるボルティモア・レイブンズとのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームの出場が、クエッショナブルとされている。
つま先と足首のケガにより、パチェコは水曜日と木曜日の練習を休み、金曜日には制限付きでの練習参加だったが、それでも出場する可能性は残されている。
残念ながら、チーフスのオールプロの左ガード(LG)ジョー・トゥニーが大胸筋の負傷で欠場するのは間違いない。
チーフスはパチェコ抜きで今季2勝1敗だが、先発RBを欠いた状態でレイブンズと対戦するのは間違いなく痛手だ。
ダイナミックでパワフルな走りを見せるパチェコは、最初の2シーズンでスーパーボウル連続制覇のチャンスを持ち、今年のポストシーズンではオールスターのような動きを見せている。チーフスがマイアミ・ドルフィンズとバッファロー・ビルズに勝利したプレーオフの試合ではそれぞれタッチダウンを1回ずつ決めて、1試合平均93ヤードをマークした。
ビルズに勝利した試合では、他のRBで唯一ボールを運んだのがクライド・エドワーズ・イレアーで、それもわずか2回のランにとどまっている。
パチェコは瞬く間にチーフスオフェンスに欠かせない存在となり、今シーズンはチーム最高の935ランヤードとタッチダウンラン7回を記録。
チーフスが敵地でレイブンズと対戦する、アメリカ東部時間28日(日)15時00分【日本時間29日(月)5時00分】のキックオフに間に合うかどうかは、正式にクエッショナブルとなった。
【KO】