カンザスシティ・チーフスのディフェンシブエンド（DE）チャールズ・オメニフは、第58回スーパーボウルでかつて所属していたチームと対戦することはない。

現地28日（日）に行われ、チーフスがボルティモア・レイブンズ戦に勝利したAFCチャンピオンシップゲームで、オメニフがACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のジェームス・パーマーが月曜日に情報筋の話として伝えた。

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— Charles Omenihu (@charless_94) January 29, 2024

このニュースはチーフスの強固なディフェンスにとって痛手だ。26歳のオメニフは今オフシーズンにフリーエージェント（FA）となり、チーフスでレギュラーシーズン11試合に出場してサック7回をマーク。オメニフは過去2シーズンをサンフランシスコ・49ersで過ごし、26試合でサック4.5回を記録している。

日曜日にクオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンとレイブンズをシャットダウンした試合では、オメニフは第2クオーターにジャクソンをサックした上でファンブルさせた。このファンブルフォースの次の守備スナップで、オメニフは膝を負傷して退場している。日曜日のレイブンズ戦でのプレー回数はわずか6回だった。

シーズン開幕から6試合の出場停止処分を受けていたオメニフは、スーパーボウル進出を果たしたチーフスのパスラッシュローテーションの重要な歯車となっていた。ロンバルディトロフィー連続獲得に向け、チーフスの守備コーディネーター（DC）スティーブ・スパグニョーロ率いるディフェンス陣は、この痛手を乗り越えなければならない。

【KO】