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歴史的な快挙を果たした今季は「一度きりの奇跡的な旅ではない」とライオンズGMホームズ

2024年02月07日(水) 11:46

デトロイト・ライオンズのブラッド・ホームズ【AP Photo/Carlos Osorio】

2023年シーズンに注目を集めたデトロイト・ライオンズは、1957年以降で初めて、複数のポストシーズンゲームに勝利した。

ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズは現地4日(日)、ポストシーズンでの祝賀が、今後に長く途絶えることはないと明言している。

『The Associated Press(AP通信)』によると、ホームズGMはシーズン終了直後の記者会見で「これが一度きりの、シンデレラのような、たまたま起こった魔法のような旅ではないと思ってほしい」と語り、次のように続けたという。

「そう、これは現実だ。これは起こるべくして起こったことだ」

「過去に起こった歴史に基づくと、このようなシーズンを過ごすと、一発逆転のような、魔法のような、ラッキーで気の利いたストーリーのように感じがちだが、それは聞き飽きた。そんなことはない」

多くの人々はライオンズがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区初優勝を果たすと予想し、それは実現された。とはいえ、ライオンズが1991年以来初めてプレーオフに勝利し、同年以来初めてNFCチャンピオンシップゲームに進出したことは、ライオンズファンとNFLファン全体を興奮の渦に巻き込んでいる。初のスーパーボウル進出まであと1勝というところまできたライオンズは、カンファレンスタイトルゲームでサンフランシスコ・49ersに対してハーフタイムまでに17点のリードを持っていたにもかかわらず、それを浪費して敗退している。

ホームズGMは、若い才能にあふれるライオンズが一発屋で終わらないことを強調した。

「確かに、勝ち進めなかったことは残念だった」とホームズGMは認めた上で、こうつけ加えている。

「繰り返しになるが、それは“ラッキーだった”わけではない。いや、それは私たちが予想していたことであり、惜しくも届かなかったが、それでも多くのことを成し遂げた」

2023年が記憶に残るものであったように、ホームズGMはこの先もさらなる偉業が待っていると期待している。

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