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チーフスWRカダリウス・トニーは49ersとの頂上決戦を欠場

2024年02月12日(月) 07:44

カンザスシティ・チーフスのカダリウス・トニー【Sam Lutz/Kansas City Chiefs via AP】

カダリウス・トニーのシーズン終盤の欠場は第58回スーパーボウルまで含まれることになった。

カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)トニーが現地11日(日)に行われるサンフランシスコ・49ersとの頂上決戦を前に正式にインアクティブ登録された。

ポストシーズンのトニー不在は臀部と足首の負傷で除外されたディビジョナルラウンドから始まり、翌週の練習レポートでは臀部のケガと個人的な事情によって制限付きとされ、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ出場はクエッショナブルのステータスだったが、最終的に試合前日に欠場に格下げされている。

25歳のトニーはその週末後に『Instagram Live(インスタグラム・ライブ)』を配信し、「ケガはしていない・・・何も」と明かした。ただ、チーフスの指揮官であるアンディ・リードHC(ヘッドコーチ)チームがトニーに関して誤った故障情報を発信したという見方を否定、「決してでっちあげではない」と主張している。トニーはその後、発言は元所属チームのニューヨーク・ジャイアンツのファンに向けられたものだとして非難を撤回した。

トニーは第58回スーパーボウルに向けた練習レポートには報告されていなかったものの、チームは3年目のワイドレシーバーであるトニーにジャージーを着せないことを決めたようだ。トニーは前年の第57回スーパーボウルでチーフスが勝利を決めた第4クオーターに、タッチダウンパスをキャッチし、65ヤードのパントリターンでフィールドを奔走して追加点のお膳立てをするなど大活躍したプレーヤーだ。

トニーはシーズン第15週のバッファロー・ビルズ戦でオフサイドのペナルティを犯し、決勝点になるはずだったタッチダウンが消滅して以降、試合には出場していない。2023年シーズンは13試合に出場してレシーブ27回、169ヤード、タッチダウン1回を記録している。

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