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QBトゥルビスキーがビルズに再び加入する契約の条件に合意

2024年03月07日(木) 12:17


ピッツバーグ・スティーラーズのミッチェル・トゥルビスキー【AP Photo/Michael Conroy】

6人もの選手をリリースした日に、バッファロー・ビルズは顔見知りのクオーターバック(QB)をチームに呼び戻そうとしている。

現地6日(水)、QBミッチェル・トゥルビスキーとビルズが契約の条件に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じた。

シカゴ・ベアーズから2017年NFLドラフト全体2位指名を受けるも、そこでの4年間でうまくいかなかったトゥルビスキーは、2021年にビルズに加入してジョシュ・アレンのバックアップとなった。そして、トゥルビスキーは今もNFL屈指のクオーターバックであるアレンのバックアップに再びなろうとしている。当時、攻撃コーディネーター(OC)を務めていたブライアン・ダボールの指揮下で将来性を見せたトゥルビスキーは、ピッツバーグ・スティーラーズで再び先発の座を争うチャンスを得た。

しかし、トゥルビスキーはスティーラーズで徐々に勢いを失っていき、今年2月12日に放出されている。ガラフォロが指摘しているように、スティーラーズはフリーエージェント(FA)を前にして、次の仕事を見つけるチャンスをトゥルビスキーに与えた格好だ。それを実現させたトゥルビスキーは、慣れ親しんだ環境に再び溶け込むことを目指すだろう。とはいえ今回は、ジョー・ブレイディOCの下でそれを行うことになる。ダボールは現在、ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)を務めているからだ。

29歳のトゥルビスキーは経験豊富で、必要に応じてアレンの代役を務められるほど機動力のある選手だ。トゥルビスキーは7シーズンで57試合に先発出場し、1万2,536ヤード、タッチダウン72回、インターセプト48回を記録している。

トゥルビスキーの放出は、スティーラーズがサラリーキャップ上で約1,300万ドル(約19億3,372万円)を節約するために行った一連の動きの1つだった。偶然にも、トゥルビスキーがビルズと契約するというニュースは、ビルズが6人のベテラン選手を放出してキャップスペースで3,600万ドル(約53億5,491万円)以上をセーブしたのと同じ日に伝えられている。

【RA】