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オハイオ州立大学のWRマービン・ハリソンJr.がドラフト前にベアーズを訪問

2024年04月09日(火) 11:31


マービン・ハリソンJr.【NFL】

シカゴ・ベアーズはドラフトを控えるトップワイドレシーバー(WR)の1人をじっくりと観察している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが計画を知る人物の話を元に報じたところによると、オハイオ州立大学で活躍したWRマービン・ハリソンJr.が現地8日(月)にベアーズを訪問したという。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』がハリソンのベアーズ訪問のニュースを最初に報じた。

ベアーズは来たる2024年ドラフトで2つのトップ10の指名権、すなわち、ドラフト全体1位指名権と9位指名権を持っている。ベアーズは1位指名権でクオーターバック(QB)、おそらく南カリフォルニア大学(USC)のQBケイレブ・ウィリアムズをドラフトすると予想されているが、9位指名権で誰を指名するかについてはまだ憶測の域を出ていない。

ハリソンは、NFL入りを控える選手として期待できる最高レベルの完成度を持ったレシーバーだ。ハリソンはすべての面で完成されており、キレのあるルートランニング能力、理想的なサイズ、スピード、素晴らしい捕球能力を持っている。21歳のハリソンはプロトタイプのナンバーワンワイドアウトであり、どこに行ってもすぐに活躍できるはずだ。ハリソンはNFLメディアのドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアが選ぶドラフト有望株の中で全体2位とされている。

ハリソンはNFLスカウティングコンバインに参加しておらず、ベアーズにとって月曜日に行われるハリソンとの面会は精査の機会となる。ハリソンについては、ベアーズがドラフト1巡目の2つ目の指名権を行使する前に、他チームに指名されるという見方が強い。ベアーズは現在、2024年ドラフト指名権を4つしか持っていないため、可能性は低いものの、理論的には昨シーズンにヒューストン・テキサンズがQBのC.J.ストラウドとディフェンシブエンド(DE)ウィル・アンダーソンをそれぞれドラフト全体2位と3位で指名したように、トレードアップしてハリソンを狙う可能性もある。いずれにせよ、ベアーズはどのような結果になってもいいように、すべての有力候補選手に働きかけている。それは賢いビジネスなのだ。

【KO】