QBアレンは新人WRコールマンの獲得に「かなり興奮していた」とビルズGMビーン
2024年05月02日(木) 10:56クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンはバッファロー・ビルズが先週に行われたドラフトの2巡目の最初に指名したワイドレシーバー(WR)キーオン・コールマンの存在にワクワクしている。
コールマンはドラフトで指名された後、アレンから「俺が欲しかったのは君だ」とメッセージをもらったと明かした。ビルズのジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンは最近、『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』でインタビューに応じた際に、コールマンを指名するに至ったプロセスにおけるアレンの意見について詳しく語っている。
現地4月30日(火)、ビーンGMは「ジョシュはドラフトのプロセスに夢中だ。彼はそれが大好きだ」と述べた。
「オフシーズンにジョシュから電話がかかってくるとしたら、たいていは誰かのハイライト映像を見たとか、誰かと会ったとか、誰かとボールを投げ合ったとかそういうときで、その選手についてどう思うか聞いてくる。シニアボウルでも電話をかけてきて、そこにいた何人かの選手についてどう思うか聞かれた。つまり、彼はそういうのが好きなのだ」
「オフシーズンプログラムが始まって、彼はこの数週間、チームの施設にいた。だから、私たちは彼に何人か示して“なあ、コーチたちと一緒に座って彼らを見て、どうやって起用するかについて話し合ってくれないか。君の意見が聞きたい”と言った。彼はたくさんの選手を気に入っていた。本当にね。だが、キーオンもその1人で、ジョシュは彼のこともとても気に入っていた。ジョシュはたぶん木曜日の朝に立ち寄ってくれたのだが、私は彼と話さなかった。でも、その翌日、金曜日の朝に彼は“FaceTime(フェイスタイム)”で連絡してきた。実は、私はまだここに向かう前で家にいた。彼に“どう考えている?”と聞かれたから“誰かに取って代わられない限り、キーオンを取るつもりだ”と答えた。そうしたら彼はかなり興奮していた」
2024年NFLドラフトの1巡目で全体28位指名権および32位指名権をトレードしたとき、ビルズには選びやすい選手が何人もいたと見られている。ビルズが2巡目トップの全体33位指名権を確保したことで、ビーンGMはドラフト2日目の最初に、意のままに動けるようになった。つまり、トレードのオファーを受けてその指名権を失わない限り、コールマンを指名することができたのだ。
コールマンの映像を見てみると、アレンがこの体の大きなレシーバーのどこを気に入ったのかがよく分かる。フロリダ州立大学(FSU)出身のコールマンは、今年のドラフト候補生の中でも特に印象的な難しいキャッチの数々を披露していた。狭いスペースでボールをつかみ取るコールマンの能力は、プロの世界でも通用するだろう。
コールマンの最大の欠点は、ディフェンシブバック(DB)からの距離をそれほどとれないところだ。とはいえ、自身が持つレーザーロケットのような腕を信じてタイトなスペースにボールを投げられるアレンであれば、そのような欠点はそれほど気にならないだろう。
【RA】