ベンガルズQBバロウがオフシーズンワークアウトで投球セッションに参加
2024年05月07日(火) 11:24フットボールの観点から見ると、5月6日は通常、それほど重要な日ではない。しかし、今回はシンシナティ・ベンガルズにとって重要な日となっている。
現地6日(月)、クオーターバック(QB)ジョー・バロウが手首の手術を受けたところから回復を目指す中で、一つのチェックポイントをクリアし、ベンガルズのオフシーズンワークアウトでボールを投げた。ベンガルズのソーシャルメディアチームが投稿した映像から判断すると、すべてがかなりスムーズに進んでいるように見える。
「彼は確実に戻ってきた」
HE IS SO BACK. pic.twitter.com/ZsZjzkZEmg
— Cincinnati Bengals (@Bengals) May 6, 2024
確かに、投稿された動画は6秒のものだが、今はまだ5月だ。また、バロウは手首を動かすことをためらっていないように見える。チームメイトも同じ意見のようだ。
チーム公式サイトによると、キャリア2年目のワイドレシーバー(WR)アンドレイ・アイオシバスはバロウが投げた後に「彼が持っているパワーに満足するはずだ。本当に求めているのはそこなんだろ。球速が見たいんだ」とコメントしたという。
球速、そしてダウンフィールドにボールを投げる際の自信は、バロウにとって非常に明るい兆候だ。2023年シーズンの大半を通じて、ベンガルズの組織全体がバロウの不在を痛切に感じていた。
2023年のベンガルズについて学んだことがあるとすれば、それは彼らがプレーオフに進出するには、健康な状態のバロウが足りなかったということだ。QBジェイク・ブラウニングが奮闘したものの、それでさえもシーズン最終月にベンガルズが低迷するのを食い止めることはできなかった。
どのチームの望みも先発クオーターバックの健康状態に左右されるのが、今日のNFLだ。クリーブランド・ブラウンズはフリーエージェント(FA)のジョー・フラッコを獲得して何とかポストシーズン進出を果たしたが、大抵の緊急シナリオでは、クオーターバックを失うとそのチームの望みは絶たれてしまう。
バロウが健康であれば、ベンガルズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区とカンファレンスの両方で有力な優勝候補と見なされるはずだ。月曜日に公開された映像はベンガルズファンが夏に向けて楽観的な気分になれる良い材料となっている。
WRクワミー・ラシター二世は「彼はリズムを崩さなかった。オフシーズンに彼がやったことはすべてうまくいった」と語った。