動画

【2017年第8週】3連勝中のバイキングスに未勝利のブラウンズが挑んだロンドンゲーム

2017年10月30日(月) 03:04


日本時間10月29日(日)、ロンドン郊外にあるトゥイッケナム・スタジアムでシーズン第8週、ミネソタ・バイキングス対クリーブランド・ブラウンズの一戦が行われた。

オープニングドライブでターンオーバーを実現させた守備陣の期待に応えるように、ブラウンズ攻撃陣は先発クオーターバック(QB)を任されたデショーン・カイザーが11ヤードパスを通して前進した後、ランニングバック(RB)アイザイア・クロウェルが中央突破で抜け出し、エンドゾーンに駆け込んで先制タッチダウンを挙げている。ただ、エキストラポイントに失敗。フィールドゴールを返したバイキングスは第2クオーター終盤にQBケイス・キーナムが18ヤードのタッチダウンパスを通すも、エキストラポイントをブロックされてしまった。ただ、ブラウンズも直後のドライブでカイザーの細かいパスなどで敵陣に前進し、最後はカイザー自身が1ヤードを押し込んでタッチダウン。今回はエキストラポイントを確実に決めてバイキングスからリードを奪う。前半終了間際にバイキングスにフィールドゴールを返されたものの、ブラウンズが1点をリードして後半に突入した。

第3クオーター最初のドライブはブラウンズがファンブルしたボールをバイキングスがリカバーしてターンオーバー。前半とは逆の展開となる。バイキングスは好機をフィールドゴールにつなげて逆転するも、その後、ブラウンズもフィールドゴールを決めて再び1点差に。しかしながら、直後の攻撃ドライブでバイキングスRBジェリック・マッキノンが1ヤードタッチダウンランを決め、さらに2ポイントコンバージョンも成功させた。ブラウンズは引き離されたくないところだが、攻撃のリズムがかみ合わずに敵陣にたどり着けない。かたや、バイキングスは第4クオーターにQBキーナムが2度目のタッチダウンパスを通してリードを広げにかかる。最後にフィールドゴールで追加点を得たバイキングスがブラウンズを突き放し、33対16で勝利した。

バイキングスQBキーナムはパス43回を投げて27回成功、288ヤード、2タッチダウン、1インターセプトをマーク。

ブラウンズQBカイザーは34回のパス中18回を通し、179ヤード、タッチダウンとインターセプトはない。