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【2017年第12週】バイキングス対ライオンズ、NFC北地区トップ対決を制したのは?

2017年11月24日(金) 07:09

日本時間11月24日(金)、シーズン第12週を迎えたNFLはアメリカのサンクスギビングデーに3試合を開催し、その1試合目にミネソタ・バイキングスとデトロイト・ライオンズが対戦した。舞台はライオンズの本拠地フォード・フィールドだ。

最初の攻撃ドライブでクオーターバック(QB)ケイス・キーナムのパスを中心に敵陣に前進したバイキングスはキーナムからタイトエンド(TE)カイル・ルドルフに1ヤードパスが通って先制タッチダウンを決める。しかし、エキストラポイントはブロックされて失敗に終わった。ライオンズはQBマシュー・スタッフォードとランニングバック(RB)アミール・アブドゥラーがハンドオフをしくじり、バイキングス守備陣にリカバーされてターンオーバーを喫してしまう。このチャンスにバイキングスはキーナムからパスを受け取ったRBジェリック・マッキノンが相手ディフェンスを退けながらエンドゾーンを目指したものの、目前で倒されてボールを手放した。すぐ近くにいたチームメイトのワイドレシーバー(WR)アダム・シーレンが宙に浮いたボールをキャッチしてエンドゾーンに駆け込んだが、このプレーは取り消され、ライオンズ陣地9ヤードから仕切り直しのプレーに臨み、最後はキーナムが自ら9ヤードランでタッチダウンを決めている。第2クオーターにフィールドゴールを返したライオンズは守備陣が奮闘してバイキングスのフィールドゴールをブロックしたが、その後、再びキーナムとルドルフのコンビにタッチダウンを許した。前半終了を前に攻撃権を得たライオンズはスタッフォードのロングパスで一気に敵陣に乗り込むと、相手のペナルティもあってエンドゾーン手前6ヤード地点に到達、最後はスタッフォードがWRマービン・ジョーンズにパスをつないでタッチダウンを挙げている。

バイキングスが10点をリードして迎えた後半も最初のドライブでRBラタビアス・マレーが2ヤードを押し込んでバイキングスがタッチダウンし、さらに点差を広げた。一方、2回のフィールドゴールを成功させたライオンズは最終クオーターにスタッフォードが敵陣深くに進んでいたWRジョーンズに43ヤードパスを通してタッチダウン。終盤に来て4点差に詰め寄ったが、バイキングスがフィールドゴールを返してリードを拡大し、ライオンズの逆転はかなわなかった。試合はバイキングスが30対23でライオンズを下している。

バイキングスQBキーナムはパス30回を投げて21回を通し、282ヤード、2タッチダウン、ランでも1タッチダウンをマークした。

ライオンズQBスタッフォードはパス35回中20回成功、250ヤード、2タッチダウン、1インターセプトだった。