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【2017年第14週】NFC北地区首位のバイキングスとNFC南地区2位のパンサーズが激突

2017年12月11日(月) 07:29

日本時間12月11日(月)、勝てばNFC北地区制覇が決まるミネソタ・バイキングスがカロライナ・パンサーズの本拠地バンク・オブ・アメリカ・スタジアムに乗り込んだ。

バイキングスはオープニングドライブでクオーターバック(QB)ケイス・キーナムがロングパスをインターセプトされてしまい、チャンスを得たパンサーズのランニングバック(RB)ジョナサン・スチュワートが相手守備陣の間を抜け出し、60ヤードを駆け上がってタッチダウンを決める。バイキングスは次のドライブでキーナムの18ヤードパスが通ってタッチダウンを決め、同点に追いついたが、パンサーズがすぐさまタッチダウンして引き離しにかかった。それでも2回のフィールドゴールを決めたバイキングスが1点差に迫って前半を終えている。

後半最初のドライブでQBキャム・ニュートンの18ヤードタッチダウンパスでリードを広げたパンサーズは直後のドライブで相手QBキーナムをサックしてターンオーバーにつなげ、フィールドゴールを成功させて追加点。反撃したいバイキングスだがリズムに乗れず、フィールドゴールのチャンスも失敗に終わってしまう。それでも、終盤、自陣48ヤード地点からキーナムのパスを受け取ったワイドレシーバー(WR)アダム・シーレンが52ヤードを走ってタッチダウンしたバイキングスは2ポイントコンバージョンを成功させて点差を縮めた。さらに、相手QBニュートンのパスをインターセプトした守備陣の援護を受けてフィールドゴールを成功させ、ついに同点に追いつく。しかし、直後のドライブでパンサーズのRBスチュワートが1ヤードを押し込んでタッチダウンを決め、最終的にはパンサーズが31対24でバイキングスに勝利した。

パンサーズQBニュートンはパス25回中13回成功、137ヤード、1タッチダウン、1インターセプトをマーク。

バイキングスQBキーナムは44回のパスを投げて27回を通し、280ヤード、2タッチダウンながらインターセプトを2回喫している。

バイキングスは負けてもデトロイト・ライオンズとグリーンベイ・パッカーズの両チームが黒星もしくは引き分けた場合、地区優勝が決まる予定だったが、2チームとも勝利しており、次週以降に持ち越しとなった。