動画

【2017年第14週】地区優勝確定なるか、イーグルスがラムズと対戦

2017年12月11日(月) 11:18

日本時間12月11日(月)、10勝2敗でシーズン第14週を迎えたフィラデルフィア・イーグルスが敵地ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムに乗り込み、ロサンゼルス・ラムズと対戦した。

オープニングドライブでイーグルスのクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツのパスをインターセプトしたラムズはランニングバック(RB)トッド・ガーリーの30ヤードランで一気にエンドゾーンに近づくと、最後もガーリーが2ヤードを押し込んでタッチダウンを果たす。一方、イーグルスも直後のドライブでウェンツのロングパスでラムズ陣地に前進し、ウェンツからタイトエンド(TE)ブレント・セレクに5ヤードパスが通ってタッチダウンを返した後、さらにTEトレイ・バートンがエンドゾーンでウェンツの20ヤードパスをキャッチしてタッチダウンの追加点を得ている。勢いに乗るイーグルスはウェンツとバートンのコンビで再びタッチダウンをマークしてラムズを突き放そうとしたものの、直後のドライブでラムズのQBジャレッド・ゴフが6ヤードパスを投げてタッチダウンし、7点差に詰め寄る。ただ、イーグルスが前半終了を前にフィールドゴールを決めてリードを10点に広げた。

しかし、後半最初のドライブでラムズがタッチダウンを返して点差を3点に縮め、次のイーグルスの攻撃ドライブをパントに抑えると、パントボールをブロックしたラムズのコーナーバック(CB)ブレイク・カウンテスがリカバーして16ヤードのリターンタッチダウンを成功させ、ついにラムズが逆転を果たす。リードを取り戻したいイーグルスは直後のドライブでラムズ陣地に前進し、ウェンツが2ヤードを押し込むもタッチダウンは無効となり、仕切り直しを強いられたが、ワイドレシーバー(WR)アルション・ジェフェリーが2ヤードパスを受け取ってタッチダウンを決めている。

ビハインドに戻ったラムズは第4クオーター開始直後にRBガーリーが1ヤードを押し込み、タッチダウンでまたも一歩リード。ただ、フィールドゴールで1点差に迫ったイーグルスがラムズQBゴフをサックしてターンオーバーにつなげ、フィールドゴールに無効の裁定が下された後、改めて33ヤードのフィールドゴールを成功させた結果、イーグルスの2点リードに変わる。フィールドゴールで逆転可能な状況だったものの、ラムズは追加点を得られず、残り1秒で攻撃権を手にするも、ファンブルを喫してイーグルスにリカバーされ、ディフェンシブエンド(DE)ブランドン・グラハムが16ヤードを駆け抜けてリターンタッチダウン。2ポイントコンバージョンは失敗に終わったものの、イーグルスが43対35でラムズを下し、NFC東地区優勝を遂げた。

イーグルスQBウェンツはパス41回中23回成功、291ヤード、4タッチダウン、1インターセプトと活躍したが、第3クオーター途中に負傷離脱を余儀なくされている。代わって出場したニック・フォールズは10回のパスを投げて6回を通し、42ヤードを稼いだ。

ラムズQBゴフはパス26回を投げて16回成功、199ヤード、2タッチダウンを記録している。