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【2017年第16週】クリスマスの奇跡再び? 今季初勝利を目指すブラウンズがベアーズと対戦

2017年12月25日(月) 07:46

日本時間12月25日(月)、今シーズンいまだ勝ち星のないクリーブランド・ブラウンズが敵地ソルジャー・フィールドに乗り込み、シカゴ・ベアーズとのシーズン第16週に挑んだ。

雪が舞い散る中、出だしはどちらもボールがうまくつながらなかったが、地元ファンの声援を後押しにベアーズがブラウンズ陣地に前進し、ランニングバック(RB)ジョーダン・ハワードが最後の2ヤードを押し込んでタッチダウンを挙げる。ただ、エキストラポイントは失敗に終わっている。その後は両陣営ともパントが続き、前半終了間際にブラウンズがフィールドゴールを決めて3点差に詰め寄った。

しかし、後半はベアーズがリズムをつかんで猛攻に打って出る。RBハワードが16ヤードランでタッチダウンした後、テンポよく敵陣に進んだベアーズはクオーターバック(QB)ミッチェル・トゥルビスキーが4ヤードランでタッチダウンにつなげた。以降はパントの応酬となり、最終クオーターはどちらも無得点に終わっている。結果、ベアーズが20対3でブラウンズを下し、今季最下位が確定したブラウンズは2018年ドラフト1位指名権を手に入れた。

ベアーズQBトゥルビスキーは23回のパスを投げて14回成功、193ヤード。

ブラウンズQBデショーン・カイザーはパス36回中18回を通して182ヤード、タッチダウンはなく、インターセプトを2回喫した。