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【2017年第17週】最終戦初勝利を目指してブラウンズが地区優勝したスティーラーズに挑む

2018年01月01日(月) 07:33


日本時間2018年1月1日(月)、ピッツバーグ・スティーラーズが本拠地ハインツ・フィールドで今季まだ勝利のないクリーブランド・ブラウンズと対戦した。

スティーラーズはオープニングドライブでテンポよく相手陣地に進み、ワイドレシーバー(WR)ダリウス・ヘイワード・ベイが29ヤードランでエンドゾーンに飛び込んで先制を果たす。先発のチャンスをもらったクオーターバック(QB)ランドリー・ジョーンズはWRジュジュ・スミス・シュスターへのパスをインターセプトされてしまい、ターンオーバーを許したがブラウンズはチャンスを生かせずにパントに終わっている。第2クオーターにはジョーンズがスミス・シュスターに20ヤードパスをつなげてスティーラーズがタッチダウンの追加点を得たものの、ブラウンズのQBデショーン・カイザーが直後のドライブで敵陣深くに走り込んでいたWRジョシュ・ゴードンにロングパスを通し、ボールをもらったゴードンがエンドゾーンに滑り込んだかに思われたが、ラインを割っていたためエンドゾーン手前2ヤードからのプレーで仕切り直し、最後はランニングバック(RB)デューク・ジョンソンが2ヤードを押し込んでタッチダウンした。その後、両チームともタッチダウンを決め、前半はスティーラーズが7点リードして折り返している。

後半、ブラウンズは最初のドライブで敵陣のレッドゾーンに進入すると、カイザーがWRラシャード・ヒギンスに5ヤードパスをつないでタッチダウン。エキストラポイントも決めて同点に追いついたにもかかわらず、スティーラーズのスミス・シュスターが相手のキックボールをキャッチしてそのままフィールドを疾走し、96ヤードのリターンタッチダウンを決めて再び一歩リードする。それでもフィールドゴールを挙げて点差を縮めたブラウンズだったが、最終クオーターはボールがうまくつながらなくなり、両チームとも無得点に終わった結果、28対24でスティーラーズがブラウンズに勝利した。

スティーラーズQBジョーンズはパス27回中23回を通して239ヤード、1タッチダウン、1インターセプト。

これで2017年シーズンを未勝利で終えることになったブラウンズのQBカイザーは30回のパスを投げて16回成功、314ヤード、2タッチダウン、1インターセプトと活躍したが、白星にあと一歩届かなかった。