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テキサンズとWRコリンズが3年114億円で契約延長に合意

2024年05月29日(水) 09:52


ヒューストン・テキサンズのニコ・コリンズ【NFL】

ヒューストン・テキサンズが有望な若手ワイドレシーバー(WR)の1人に多額の資金を投じた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地28日(火)に情報筋の話を元に報じたところによると、テキサンズとWRニコ・コリンズが5,200万ドル(約81億7,606万円)の保証を含む3年7,250万ドル(約113億9,917万円)の契約に合意したという。この契約は最大7,500万ドル(約117億9,225万円)相当になる。

最初にこの契約を報じたのは『The Athletic(ジ・アスレチック)』のダイアナ・ラッシーニだ。

この新しい契約により、コリンズはNFLで最も年俸の高い10人のレシーバーの1人となる。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』 によると、コリンズの平均年俸である約2,420万ドル(約38億536万円)は全ワイドレシーバーの中で7位に入る金額で、シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフをわずかに上回っているという。NFLで最も年俸の高いワイドアウトであるフィラデルフィア・イーグルスのA.J.ブラウンの平均年俸は、3,200万ドル(約50億3,203万円)だ。

25歳のコリンズは3年目にあたる昨シーズンに、新人クオーターバック(QB)C.J.ストラウドのパスをキャッチする中でブレイクを果たした。15試合(先発10試合)に出場したコリンズはレシーブ80回、1,297ヤード、タッチダウン8回、2ポイントコンバージョン1回をマーク。これらの数字はすべてキャリア最高だっただけでなく、昨季までのレシーブ関連の通算成績を上回るものだった。

2023年シーズンのプレーオフ2試合でも、コリンズはパスキャッチ11回(ターゲット17回)、164ヤード、タッチダウン1回を記録している。

2023年にディビジョンを制覇し、予想外のプレーオフ進出を果たしたテキサンズは、多忙なオフシーズンを過ごしている。テキサンズはWRステフォン・ディッグスとランニングバック(RB)ジョー・ミクソンをトレードで獲得し、好調なオフェンスをさらに強化。2024年は近年のフランチャイズ史上、最も期待されるシーズンの1つとなる。

【KO】