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ベテランCBサットンがスティーラーズとサイン

2024年06月06日(木) 09:49


キャム・サットン【AP Photo/Tyler Kaufman】

ベテランコーナーバック(CB)のキャム・サットンがピッツバーグ・スティーラーズに戻る。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地5日(水)にサットンの代理人の話として報じたところによると、サットンがスティーラーズとサインしたという。その後、スティーラーズはサットンとの1年契約を正式に発表し、それに伴う動きとして、ワイドレシーバー(WR)イザイア・ガッシングスを放出している。

29歳のサットンはキャリア最初の6シーズンをヘッドコーチ(HC)マイク・トムリン率いるスティーラーズ守備陣のシステムで過ごした後、昨オフシーズンにデトロイト・ライオンズと契約を結んでいた。その年、サットンはフィールド上で大苦戦。今オフシーズンにはフィールド外で問題が発生し、家庭内暴力の疑いで逮捕状が出されたのを受け、3月にライオンズからリリースされている。サットンは最終的に警察に出頭し、軽犯罪の暴行容疑で、裁判に先立った更生プログラムに参加していると報じられている。

今オフシーズンのスティーラーズにとって、コーナーバックの層の薄さが懸念事項だった。ジョーイ・ポーターJr.がナンバー1コーナーバックになるだけの身体能力を示し、ドンテ・ジャクソンをトレードで獲得したことで、スティーラーズは優秀なトップ2のコーナーバックをそろえたものの、それ以外の戦力はほとんどなかった。

サットンが最高のパフォーマンスを発揮していたのは、スティーラーズで過ごした最後の年だった。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、相手に許したパス成功率はキャリア最低の44.4%で、レシーブについては期待値を8.5ポイント下回ったという。サットンがこのレベルに近いプレーを取り戻せば、2024年のスティーラーズのセカンダリーはより頑丈になるだろう。

【KO】