ニュース
コマンダースがチケットのデポジットに関する訴訟でバージニア州と和解
2024年06月19日(水) 12:35ワシントン・コマンダースが前オーナー時代におけるシーズンチケットのデポジットの取り扱いに関する訴訟について、バージニア州と和解に至った。これは、10年前の状況に関する最後の訴訟だった。
バージニア州との130万ドル(約2億0,513万円)の和解内容には、影響を受けた約500人のファンに60万ドル(約9,468万円)を返還することも含まれる。チームは2022年にメリーランド州、2023年にコロンビア特別区とも同様の訴訟で和解した。
バージニア州のジェイソン・ミヤレス司法長官は「われわれの調査により、コマンダースの前オーナーが消費者に返還すべき保証金を何年も違法に保持していたことが判明した。今回の調査に協力し、われわれが指摘した消費者被害の是正に努めてくれた、チームの現オーナーに感謝する」と述べている。
当時はダン・スナイダーがチームのオーナーを務めていた。ジョシュ・ハリス率いるグループは昨年、北米プロスポーツ史上最高額の60億5,000万ドル(約9,545億7,505万円)でコマンダースを買収している。
コマンダースは声明で「今回の和解が成立し、前オーナーの下で発生した問題が解決したことをうれしく思う」と述べた。
チームは前述の60万ドルに加え、民事罰則金として60万ドルと、弁護士費用や2022年に開始された調査にかかったその他の費用として10万ドル(約1,578万円)を支払うことにも同意している。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
【RA】