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肩負傷のQBリチャードソンはトレーニングキャンプにフル参加の見込みとコルツGMバラード

2024年06月27日(木) 09:59


インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソン【AP Photo/Michael Conroy】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンは、シーズン終了につながる肩の手術を受けてからNFLに復帰するまで長い道のりを歩んできた。それだけに、オフシーズンの活動中に肩に疲労を感じていたという話は、少し驚きだ。

人によっては、少し不安を感じたかもしれない。しかし、コルツファンの皆さんが恐れる必要はない。リチャードソンは現在もトレーニングキャンプに向けて順調に回復している。

コルツのジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードはポッドキャスト『The GM Shuffle(ザ・GM・シャッフル)』に出演した際に「彼はフル参加する」と話している。

「OTA(チーム合同練習)の最終日までずっとフル参加していた。その前の2日間に激しいスローイングセッションを実施したから、最終日は少し控えめにした」

バラードGMの説明は、投球側の肩の手術を受けたリチャードソンが経験するであろうことと一致している。数カ月にわたってリハビリをしたとしても、肩の手術を受けた選手は連続した練習の中で、リハビリセッションよりも厳しく試されることになる。リチャードソンが最終セッションまでに疲労と痛みを感じていたのはそのためだ。

リチャードソンは疲労を感じたのがそのときだけだったことに驚き、もっと早く疲労が来ると思っていたと明かしている。どちらかといえば、そのタイミングで疲労感が生じたのはリチャードソンにとって、フィールド復帰を目指す道のりにおける小さな勝利だったのだ。

その道のりは6月の残りと7月の大半を経てトレーニングキャンプに通ずるが、バラードGMとコルツはそこで有望な若手パサーに制限を加える必要はないと考えている。

それ自体が早い段階での勝利だと言える。7月終盤と8月の状態については追って整理していこう。

【RA】