健康上の問題に立ち向かう元ブラウンズQBバーニー・コーザー
2024年07月10日(水) 14:32『Cleveland Magazine(クリーブランド・マガジン)』の記事によると、かつてクリーブランド・ブラウンズのスタークオーターバック(QB)として活躍したバーニー・コーザーが、肝硬変およびパーキンソン病と診断されたという。
現在60歳のコーザーは肝臓移植のリストに名を連ねているが、大学病院の肝臓専門医であるアンソニー・ポストはクリーブランド・マガジンに対し、今年に入ってからコーザーの状態が好転しているとコメント。その一方で、ポストは肝臓疾患には変動があるとも警告している。
クリーブランド・クリニックのチーフ・ウェルネス・オフィサーであるマイケル・ロイゼン医師は、コーザーが新しい肝臓を必要とする可能性は90%以上だとクリーブランド・マガジンに語った。
コーザーは2月にNFLの外部医師からパーキンソン病とも診断されたと話している。
オハイオ州ヤングスタウン出身のコーザーは何年もの間、肝臓に関連する問題に悩まされていたが、原因がはっきりしなかったことから軽く聞き流していたと振り返っている。約16カ月前に肝硬変と診断されたことで、自身の病状の具体性と深刻さが明らかになったのだ。
コーザーは昨年12月にニューヨーク・ジェッツを迎えて行われたブラウンズのホームゲームを観戦したときのエピソードを振り返りながら「自分の体が限界を迎えていた」とクリーブランド・マガジンに話している。
「ジェッツ戦から家に帰れないような気がしたんだ。それでも我慢して、年が明けるまで医者を避け続けた」
「そのあと入院して、大量の輸血を受けた。当時は“ヘモグロビンのレベルがものすごく低いのに、どうやって生きているんだ? どうやって動いているんだ?”という感じだった」
コーザーはスーパーボウル観戦のためにラスベガスへ向かう途中に再び体調を崩し、数日間にわたって入院している。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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