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ビルズのロースター変革後、QBアレンが前よりも「ほえている」とOTドーキンズ

2024年07月13日(土) 17:02


バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【NFL】

今オフシーズンに大幅な選手の入れ替えを行ったバッファロー・ビルズは、オフェンスではワイドレシーバー(WR)のステフォン・ディッグスおよびゲイブ・デービス、ディフェンスではセーフティ(S)のマイカー・ハイドおよびジョーダン・ポイヤーに加えて、コーナーバック(CB)トレデイビウス・ホワイト、そのほか多くのベテラン選手たちに別れを告げた。

ベテランの声を失ったビルズにはリーダーシップの穴ができたが、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがそれを埋めている。

レフトタックル(LT)ディオン・ドーキンズは現地10日(水)に『The Herd(ザ・ハード)』に出演した際、特にオフェンスで若手選手たちが重要な役割を果たしているため、アレンが例年よりも“ほえる”ことが増えたと語った。

ドーキンスは「ジョシュはその瞬間に必要なことをやり遂げるタイプの人間だ」と話し、こうつけ加えている。「必要なときには大きくほえる。実際、このOTA(チーム合同練習)期間中、彼が前よりもずっと口数が多くなっているのを見たよ。チームが変わったからね。本当に違う。若い選手が何人か入ってきて、ちょっと成功するとすぐに態度が変わることもあるから、ジョシュはまさに今やるべきことをやっているんだ」

若手選手やフリーエージェント(FA)選手がビルズに新しく加わったことを考えれば、アレンが今オフシーズンに以前よりも声を上げてリーダーシップを発揮するのは理にかなっている。ドラフト2巡目指名の新人WRキーオン・コールマンは大きな役割を果たすことが期待されている。カーティス・サミュエル、マルケス・バルデス・スカントリング、チェイス・クレイプール、マック・ホリンズといったベテランワイドレシーバーがフリーエージェント(FA)で加入。まだ3年目にもかかわらず、WRカリル・シャキールがこのシステムでもっとも経験を積んでいる状態だ。

チーム内の選手の入れ替わりにより、ビルズは2024年にアレンにますます頼ることになる。その中には、声を上げてチームを引っ張る役割も含まれている。

【KO】