フィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー（LB）ノーラン・スミスは高まる期待を背負って2年目を迎える。

2023年ドラフトで1巡目に指名されたスミスは、ルーキーとして17試合すべてに出場したものの、先発は一度もなく、主にスペシャルチームの一員としてプレーした。アウトサイドラインバッカー（OLB）ハサン・レディックやディフェンシブエンド（DE）ジョシュ・スウェットの控えとして、ディフェンスで182回（そのうち40回はすでにポストシーズン戦線から離脱していたシーズン第18週の試合）、スペシャルチームで243回のスナップに参加している。

2年目の飛躍を期待して、ベテランのチームメイトであるコーナーバック（CB）ダリウス・スレイは先日、ポッドキャスト『Green Light with Chris Long（グリーン・ライト・ウィズ・クリス・ロング）』のインタビュー中に、2年目を迎えるスミスを絶賛した。

「今年の彼はだいぶ違う」とスレイについて話し始めたスミスはこう続けている。

「ノーランについてひとつ言えることは、出会って以来、彼は常に全力でプレーしてきたということ。彼はチームメイトだろうが全力でヒットしてくるから、気をつけないといけない選手の1人だ。練習でも、Dラインのコーチ全員がボールに向かって走らせる10ヤードのドリルで、スミスはただ走るだけじゃなくて、本気でボールを取りに行こうとするタイプだ。ハサン（レディック）の控えとして1年間過ごしたから、今年は彼にとって特別な年になる。すごく特別な年になると思っている」

イーグルスはこのオフシーズンにレディックをトレードし、代わりのエッジラッシャーとしてDEブライス・ハフを獲得した。スミスは、契約最終年を迎えるスウェットとレップス数を競うことになる。イーグルスは、スミスに2年目でより大きな役割を獲得させるためにあらゆるチャンスを与え、将来的には安定した主力選手になることを期待している。

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