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チームリーダーたちからのプレッシャーがスーパーボウル制覇を支えたとチーフスHCリード

2024年07月18日(木) 16:30


カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リード【AP Photo/Ed Zurga】

新人選手とクオーターバック(QB)がトレーニングキャンプに集合した現地16日(火)に、カンザスシティ・チーフスが3年連続のスーパーボウル制覇に乗り出した。

ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは、チーフスに来てから多くの勝利を収めてきた中で、どのようにして毎シーズンのように選手たちのモチベーションを維持しているのかという質問に、“すべての年がそれぞれの年だ”という決まり文句を用いて答えている。また、リードHCは、QBパトリック・マホームズやタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーといったベテランのリーダーシップが、選手たちのモチベーション維持を容易にしているかどうかも尋ねられた。

チームの公式記録によると、リードHCはその質問に対して「ああ、彼ら(マホームズとケルシー)はそれがうまいんだ」と答え、こうつけ加えたという。

「それは(夏)休み前にも言ったことだ。リーダーシップには感謝している。クリス・ジョーンズ(ディフェンシブエンド/DE)、(ラインバッカー/LB、ニック)ボルトンなど、ここに長くいる選手たちはいい仕事をしているよ。選手が他の選手を助け、何が起きているのかを理解する手助けをし始めたら、普通はかなりいい方向に向かうものだし、そういうリーダーシップを発揮する選手たちがうちにいるのは幸せなことだ」

チーフスの指揮を執り始めた2013年以降で、リードHCは128勝51敗という成績を収め、その間にプレーオフ進出を逃したのは1度だけで、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区8連覇を達成しており、マホームズがフル出場し始めてからの6シーズンすべてで、少なくともカンファレンスチャンピオンシップゲームに進出し、ロンバルディトロフィーを3回掲げた。

フィールド上の選手たちのリーダーシップなしには、これほど勝ち続けることはできない。

リードHCはチーフスのリーダーシップグループについて「彼らは時速100マイルで走るし、周りの選手たちを時速100マイルで走らせる。コーチが彼らに少し刺激を与える一方で、選手同士も刺激し合っている。その仲間からのプレッシャーは他に代えがたいものだ」とコメント。

この“仲間からのプレッシャー”は、毎シーズン、全員が最終目標に集中し続けるために不可欠だ。マホームズ、ケルシー、ジョーンズ、ボルトンのようなとびきり最高の選手たちが、必死に頑張っていたり、毎週勝つために細かな点まで注意を払ったりしていると、他の選手たち、特に若い選手たちもその姿勢を受け入れやすくなるだろう。

【KO】