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ジャガーズが“プラウラー”スローバックユニフォームを発表

2024年07月19日(金) 11:02


【NFL】

フロリダ州デュバル郡での30回目のフットボールシーズンを記念して、ジャクソンビル・ジャガーズがファンに愛されるデザインを引っ張り出してくる。

ジャガーズは現地18日(木)に、“プラウラー”(餌を求めて徘徊する者の意、袖にあしらわれた走るジャガーが由来) スローバックユニフォームを公開し、過ぎ去った、そして、おそらく戻ってくる時代のクラシックなユニフォームを復活させたいというファンの根強い要望に応えた。このユニフォームには、カスタムタイプのフォント、黒と金の縁取りが施された背番号、当時使われていたジャガーズのロゴなど、多くのユニークな特徴がある。最も重要なのは、このユニフォームがジャガーズファンに古き良き時代を思い出させてくれるということだろう。

この昔ながらのユニフォームは、今シーズンの第5週にホームでインディアナポリス・コルツを迎え撃つ際にお披露目される予定だ。

「お出ましだ! #DUUUVAL」

ジャガーズのマーク・ランピング社長はチームのニュースリリースで次のように述べた。

「私が行く先々で、そして、私が読むすべてのコメントから——われわれのファンが、スローバックユニフォームを着たジャガーズの選手たちを見たいと切望しているのは明らかだ。その粘り強さが実を結び、チームの創設初期を思い起こさせるユニフォームが、30年目のシーズンを迎えようというときに、また、特に初代ヘッドコーチ(HC)であるトム・コフリンが“Pride of the Jaguars(プライド・オブ・ザ・ジャガーズ)”へ加わるこのタイミングで、多くの要望に応えて復活する」

往年のフットボールファンなら、このユニフォームを見てすぐに、マーク・ブルネル、トニー・ボセリ、キーナン・マッカーデルなどの名前が頭に浮かぶだろう。この時代のジャガーズは見る者を楽しませるチームであり、フランチャイズの最初のヘッドコーチであるトム・コフリンの指揮下で、ほぼ即座に成功を収めている。コフリンHCはチーム創設から最初の5年間で2度のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)タイトルゲーム進出を果たすなど、現代NFLの拡張チームとしては最速の結果を出した。

ジャガーズは過去30シーズンでユニフォームを何度も微調整、もしくは刷新してきたため、わずかなものから完全な変更まで、スローバックユニフォームの選択肢はたくさんある。ビンテージユニフォームがスポーツ界全体で力強く復活し、大学レベルでは“モダン・クラシック”のアプローチがユニフォーム変更の主流となっている中、ジャガーズも近年増えつつある、スローバックユニフォームを初公開するNFLチームのリストに加わる時が来た。これはリブランドではなく、チームが計画している初代HCコフリンの記念式典に合わせて、美しいユニフォームをタイミングよく導入するものだ。

ジャガーズファンがニューヨーク・ジェッツの先例にならって、このユニフォームの今後のシーズンでの恒久的な復活を要求しても驚かないでほしい。

「プラウラー・スローバックスをご紹介!! #DUUUVAL」

【KO】