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ドラフト全体10位のバイキングスQBマッカーシーが新人契約にサイン

2024年07月20日(土) 10:05


ミネソタ・バイキングスからドラフト指名を受けたミシガン大学のJ.J.マッカーシー【AP Photo/Darron Cummings】

ミネソタ・バイキングスの将来を託されたクオーターバック(QB)が正式に契約を結んだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地19日(金)に報じたところによると、クオーターバックのJ.J.マッカーシーがバイキングスとの新人契約に合意したという。

2023年カレッジフットボールプレーオフのナショナルチャンピオンで、2024年ローズボウルMVPに輝いたミシガン大学出身のマッカーシーは、2024年NFLドラフト1巡目に指名された史上最多タイとなる6人のクオーターバックの1人としてバイキングスに加わる。その6人の中ではドラフト全体10位で指名されたマッカーシーが最後に契約に調印しており、シカゴ・ベアーズのケイレブ・ウィリアムズ、ワシントン・コマンダースのジェイデン・ダニエルズ、ニューイングランド・ペイトリオッツのドレイク・メイ、アトランタ・ファルコンズのマイケル・ペニックスJr.、デンバー・ブロンコスのボー・ニックスらはすでにサイン済みだ。

まだ契約を結んでいないドラフト1巡目指名の選手はマッカーシーの新しいチームメイトであり、全体17位指名のラインバッカー(LB)ダラス・ターナーと、シンシナティ・ベンガルズが全体18位で指名したオフェンシブタックル(OT)アマリウス・ミムスの2人だけだ。

ミシガン大学で大成功を収めたマッカーシーはウルバリンズのフルタイムの先発として過ごした2シーズンで27勝1敗の成績を残す中で、ライバルのオハイオ州立大学に2回勝利、カレッジフットボールプレーオフに2回出場し、ナショナルチャンピオンシップゲームではワシントン大学を破ってキャリアを締めくくった。そんなマッカーシーはベテランのサム・ダーノルドのバックアップとしてキャンプに参加するが、近い将来にはカーク・カズンズの後継者としてバイキングスの先発に昇格することが期待されている。

正式に契約を結んだ今、マッカーシーはバイキングスの計画の実現に取りかかることができる。

バイキングスの新人選手は現地21日(日)にトレーニングキャンプに集合する。

【KO】