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ミニキャンプ欠席を問題視しないジェッツQBロジャース、今季終了後のプレーは未定

2024年07月23日(火) 11:36



ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは引退するまで、特にマイクの前に姿を現し続ける限り、話題の中心であり続けるだろう。

2024年はロジャースにとって重要な年だ。もしかしたら、最後の年になるかもしれない。

ポッドキャスト『Pardon My Take(パードゥン・マイ・テイク)』に出演したロジャースは、NFLであと何シーズンくらいプレーできるかと尋ねられた際に「分からない。よく分からない」と答え、こうつけ加えた。

「この1シーズンは確かだ。俺はジェッツの一員として引退するチャンスを得るためにも、2シーズンいいプレーをしたかった。2回スーパーボウルで優勝してね」

ロジャースのジェッツとの最初のシーズンは、不名誉なことにアキレス腱の断裂により4プレーで終了。今をさかのぼること1年ほど前、ジェッツを取り巻く話題や前向きな勢いは、一瞬にしてメットライフ・スタジアムから吸い取られてしまった。

しかし、それは当時のことであって、今は今だ。40歳のロジャースは時の流れが迫っていることを承知しているが、同時に、キャリアを締めくくる計画の中で、前述の2年のうち1年を奪われたように感じているようだ。だからこそ、2024年に物事がうまくいけば、ロジャースはもう1年プレーするかもしれない。

ただ、ロジャースがミニキャンプに現れることは期待しない方がいい。

ロジャースはポッドキャスト出演中に、現在のチーム合同練習(OTA)やミニキャンプのスケジュールに対する不満を明かす機会を与えられたが、それはロジャースがジェッツの参加必須期間にいなかった理由の説明にもなっていた。

ロジャースは「みんなが理解していないのは、俺が数年前にNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区にいたときには、ミニキャンプと呼ばれる本物のキャンプがあったということ。3日間で5回の練習が行われていたんだ」と話し、次のように続けている。

「今はミニキャンプじゃない。彼らはOTAのどの週にでも、勝手にタグをつけて、この週がミニキャンプの週だと言い、他の週よりも参加必須ということにできる。でも、これはOTAのスケジュールだったんだ」

「時々、言葉というものに少し裏切られるときがある。実際には2日間のOTAだったのに、俺がミニキャンプを欠席したという話になってしまう。最初の10日間は参加していたんだよ」

要するに、大したことではなかったのだ。しかし、ロジャースが依然として注目の的であるため、その欠席は話題になってしまった。

ありがたいことに、もうすぐ本当のフットボールについて話す時が来るだろう。ロジャースは、今回はシーズン第1週のスナップ4回より先までも、自分が話題の一部であり続けることを目指している。

【KO】