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バイキングスOTダリショウが4年175億円の契約延長に合意

2024年07月24日(水) 13:44


ミネソタ・バイキングスのクリスチャン・ダリショウ【NFL】

ミネソタ・バイキングスはレフトタックル(LT)を先頭に据えてチームの方向性を定めている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが現地22日(火)に報じたところによると、バイキングスとオフェンシブタックル(OT)クリスチャン・ダリショウが4年の契約延長に合意したという。この延長契約は最大で1億1,300万ドル(175億5,935万円)となり、7,700万ドル(約119億6,522万円)が保証される。

今回の契約はダリショウが新しい契約を結ぶと想定される時期よりも、かなり早い段階で成立。バイキングスは今オフシーズン中に、2021年ドラフト全体23位で指名したダリショウに対して5年目オプションを行使し、2025年シーズン終了までチームの安定を確保していた。

バージニア工科大学出身のダリショウは投資に見合うだけの実績をすでに残している。まだポストシーズンの栄誉(オールプロやプロボウルへの選出など) に浴していないにもかかわらず、ダリショウは信頼できるブラインドサイドブロッカーとして、クオーターバック(QB)カーク・カズンズや、カズンズが2023年にアキレス腱の負傷でシーズン終了となった後に投入されたバックアップの選手たちを支えてきた。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス/PFF)』によると、ダリショウはここ2シーズンではいずれもオフェンシブグレードで82以上をマークしており、2022年から2023年にかけて、計11回のサックを許した一方で、ブロック効率97%以上という成績を残しているという。

カズンズ(とその大きなキャップナンバー)がアトランタ・ファルコンズに移籍した今、バイキングスは短期的にも長期的にもカズンズの後釜となる選手(サム・ダーノルドか新人J.J.マッカーシー)のために重要なブロッカーを確保することで前進している。

【KO】