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ドルフィンズがDEオグバと1年契約を締結

2024年07月24日(水) 14:12


マイアミ・ドルフィンズのエマニュエル・オグバ【Ryan Kang via AP】

ディフェンシブエンド(DE)エマニュエル・オグバがサウスビーチに帰ってくる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウルフが契約について知る人物の話をもとに現地22日(火)に報じたところによると、マイアミ・ドルフィンズがオグバと契約を結んだという。『NFL Network』のイアン・ラポポートは、この契約は1年で最大500万ドル(約7億7,340万円)になるとつけ加えている。

オグバの復帰は、オフシーズン中にドルフィンズと契約したラインバッカー(LB)シャキール・バレットが突然引退したのを受けてのことだった。

30歳のオグバはクリーブランド・ブラウンズとカンザスシティ・チーフスでプレーした後、過去4年間はドルフィンズで過ごしている。ドルフィンズでの最初の2年間はあまり目立たなかったが、オグバは生産性の高いエッジであり、常にチームの即戦力として活躍していた。オグバはそれらの2シーズンでサック18回をマーク。2022年には上腕三頭筋の負傷で9試合の出場でシーズンを終えた。2023年はケガから復帰後、ローテーションの役割を担っている。

今年2月、ドルフィンズはコスト削減のためにオグバをリリース。しかし今、オグバはドルフィンズが必要とするパスラッシュを補強する存在として戻ってきた。

ドルフィンズはラインバッカー(LB)のブラッドリー・チャッブとジェイラン・フィリップス、およびキャメロン・グードが全員PUP(身体的にプレー不可/故障者)リストに載り、ドラフト1巡目指名のチョップ・ロビンソンがルーキーシーズンを迎えるなど、エッジのポジションに疑問を抱えたままトレーニングキャンプに臨む。他の選手の健康回復を待つ間、オグバのようなベテランを迎えることで、ドルフィンズはプラス面に期待できる既知の戦力を獲得している。

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