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スティーラーズにとどまりたいRBハリス、オプション非行使に「一瞬がっかりした」

2024年07月25日(木) 15:38


ピッツバーグ・スティーラーズのナージー・ハリス【AP Photo/Matt Rourke】

ピッツバーグ・スティーラーズのランニングバック(RB)ナージー・ハリスは現地24日(水)、チームが春に5年目オプション行使を拒否して以降、初めてメディアの取材に応じた。

元ドラフト1巡目指名のハリスは将来について前向きな精神的なアプローチを取っている。

スティーラーズのトレーニングキャンプが開始される中、ハリスは「一瞬がっかりしたけれど、あまり長い間がっかりしたままでいても、何も役には立たない」と語り、こうつけ加えた。

「それが現実だと思う。これからも頑張り続けなきゃならないし、ここに来てチームのために最善を尽くして、いい1年を過ごすことが今一番大事なんだ」

『ESPN』のブルック・プライヤーによれば、ハリスはスティーラーズが自身のオプションを拒否した理由の1つは「オフェンスの方向性が分からなかったからだ」と話したという。

スティーラーズは昨シーズン中に前攻撃コーディネーター(OC)のマット・カナダを解雇し、2月初旬にアーサー・スミスをオフェンスの指揮官として雇った。

ハリスはスティーラーズに長期的にとどまりたいと明かした一方で、これは“ビジネス”であり、将来について思い悩んではいないとコメント。

スティーラーズでの3シーズンで、ハリスは毎シーズン1,000ランヤードの大台を超えていた。しかし、その数字は爆発的なプレーというよりは、多くの量をこなしたことによるものだ。ハリスはキャリア通算834回のキャリーで1回平均3.9ヤードをマークしている。

26歳のハリスは、スティーラーズが5年目オプションを拒否したことで、モチベーションがさらに上がることはないと語った。

「自分に何ができるか、何ができないかを誰かに教えてもらう必要はない。それがモチベーションにつながるわけじゃない。子どもの頃からすでにモチベーションはあった。今に始まったことじゃない。子どもの頃からずっと、スポットライトを浴びながら、このポジションでプレーしてきた。これは新しいことじゃなくて、ただカメラやインタビュー、質問が増えただけさ」

スティーラーズは2024年シーズンにスミスOCのもとで、ハリスと、より爆発力のあるRBジェイレン・ウォーレンの間でキャリーを分担させることを計画しており、ウォーレンはこれまでのシーズンよりも多くのキャリーを得る可能性がある。

【KO】