QBマッカーシーもファーストチームで「レップスを受ける」とバイキングスHCオコンネル
2024年07月31日(水) 15:32サム・ダーノルドがファーストチームでクオーターバック(QB)のレップスの大半を担う中、ミネソタ・バイキングスは前進を続けている。
それでも、ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは現地30日(火)、バイキングスが最終的にはドラフト1巡目指名の新人クオーターバックであるJ.J.マッカーシーをトレーニングキャンプ中にファーストチームで練習させるだろうと明かした。
オコンネルHCは『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)』でこう述べている。「私は常にチームにとって最善だと思うことをして、勝利のチャンスを最大限に高めるつもりだが、同時に、このリーグにおける若手クオーターバックの旅路は——サムとJ.J.マッカーシーの両方について言っているのだが——彼らのコントロールに及ばないものによって、実にさまざまな意味で規定されることを理解している。トレーニングキャンプを通じて、2人に多くのレップスを与える計画を立てられていると思う。サムは春先の仕事ぶりと彼のキャリアにおける位置づけから、早い段階からファーストチームのレップスの大半を担う資格を得たように感じたが、J.J.にレップスを与える計画もある」
マッカーシーが将来有望であることは明らかだが、オコンネルHCはオフシーズン全体を通し、シーズン開幕の先発クオーターバックとしてダーノルドを支持してきた。新人であるマッカーシーはダーノルドとニック・ムレンズの後ろで春の大半をサードチームの練習に費やしている。
マッカーシーがファーストチームのスナップをいくつか得ることが明らかになったことは新人のマッカーシーが先発の座を射止める可能性があることを示唆する最初の兆しだ。
オコンネルHCは「いいかい、私はJ.J.マッカーシーにとても興奮しているのだ」と語り、次のように続けた。「彼はあらゆる面でわれわれが望んでいた期待を裏切らず、初期段階でわれわれが望んでいた以上に人間としても選手としても素晴らしいことを証明した。それは練習場でも、ブライアン・フローレス(守備コーディネーター/DC)のディフェンスと毎日対戦し、目の前で真の学習環境を手に入れることにつながる」
しかし、オコンネルHCはオフシーズンのほとんどでそうであったように、マッカーシーの議論をダーノルドの擁護に転じている。
「それはサムについても同じだ。ドラフト全体3位で指名された時から、彼は旅をしてきた。彼はその過程でさまざまな場所、さまざまなオフェンス、さまざまなシステムを経験してきた。サムはキャリアの中で最高の自分になれるチャンスがあると思う。彼の周りにはジャスティン(ジェファーソン、ワイドレシーバー/WR)、ジョーダン(アディソン、WR)、T.J.(ホッケンソン、タイトエンド/TE)といった選手たちや、うちのオフェンシブライン(OL)がいて、フロントの継続性、そしてチーム全体が一体となって、いいフットボールをプレーし続けたいし、自分たちがどうありたいか、どう試合に勝ちたいかに忠実であり続けたい」
したがって、オコンネルHCはJ.J.のためにファーストチームのレップスを取っておくことになるが、プレシーズン中に衝撃的な予期せぬ変化がない限り、ダーノルドがシーズン第1週に行われる試合の先発予定であるという事実は変わらないだろう。
【KO】