ドルフィンズとWRヒルが3年137億円の新契約に合意
2024年08月04日(日) 07:49新契約の希望を公言してから1カ月、タイリーク・ヒルがその願いをかなえた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとキャメロン・ウルフが報じたところによると、ワイドレシーバー(WR)のヒルとマイアミ・ドルフィンズが6,500万ドル(約99億3,276万円)を保証額とする3年9,000万ドル(約137億0,071万円)の新契約に合意したという。
ラポポートによれば、調整後の契約内容は既存契約に新たな年数を加えるものではないが、保証額の総額は1億0,650万ドル(約261億4,585万円)に増えているとのこと。
カンザスシティ・チーフスからトレードでドルフィンズにやってきたヒルは2022年には4年1億2,000万ドル(約185億1,280万円)の契約を手にしている。1年平均3,000万ドル(約43億9,625万円)の評価を受けたヒルはレシーバー陣の年俸としては頂点に立っていた。他のレシーバーがヒルの金額を超えたのは今オフのこと。レシーバー市場の進化とともに、ヒルにとってさらに好条件な契約を求める新たな欲求が芽生えた。今回の契約調整で年数面では追加の保証を受けなかったものの、保証金の大幅増の恩恵は確実に受けていると言えよう。
当然ながら、ヒルはそれに見合う活躍もしている。過去2シーズンで119回のパスキャッチを記録し、ドルフィンズで過ごした各シーズンに1,700レシーブヤード以上をマーク、2023年にはキャリアハイとなる1,799ヤードと13タッチダウンを挙げている。30歳になったヒルは今こそその稼げる力を現金化するタイミングだと理解しており、ドルフィンズはその実現のためにヒルの代理人と取り組んでいた。