ニュース

49ersとの契約延長よりもトレードの可能性が高まるWRアイユーク

2024年08月06日(火) 08:53


サンフランシスコ・49ersのブランドン・アイユーク【AP Photo/Jed Jacobsohn】

ワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークとサンフランシスコ・49ersの間で長引いている契約問題は和解に向かっているように見えず、近いうちにトレードが成立する可能性もある。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとトム・ペリセロが現地5日(月)に報じたところによると、契約交渉は停滞したままであり、アイユークは49ersとの延長契約を実現させるよりもトレードされる可能性の方が高いと見られているという。ガラフォロとペリセロによると、複数のチームが急成長中のアイユークの獲得に動いているものの、現時点で契約は成立していないとのこと。

トレードを成立させるためには、いくつかの未確定要素を解決しなければならない。まず、49ersは昨季にレシーブヤード(1,342ヤード)でキャリアハイを更新した上でタッチダウン7回を記録し、2022年と2023年に連続で1,000ヤード超えを達成したアイユークに見合った、十分な対価を得る必要がある。また、アイユークが新しいチームとの契約延長に合意する必要もあるだろう。

特定されていない複数のチームが、トレードに備えてアイユークの代理人と契約延長について話し合う許可を得ている。しかし、ガラフォロとペリセロによれば、インターネット上で報道が流れているにもかかわらず、現時点ではピッツバーグ・スティーラーズや他チームとの契約はまとまっていないとのこと。

49ersでプレーするよりも、他チームでプレーした方がより多くの報酬を得られることがほぼ確実なアイユークにとって、トレードは理想的だと言えよう。それだけに、この話題は数日、あるいは数週間先まで追い続ける価値がある。

【RA】