WRネイバースには「大きな信頼を寄せている」とジャイアンツHCダボール
2024年08月07日(水) 15:02ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバースは注目を集め続ける夏を過ごしている。
パスプレーで手腕を見せつけるときも、デトロイト・ライオンズとの合同練習で拳を振り回すときも、ネイバースは注目を集めているのだ。
最も需要なのは、ネイバースがヘッドコーチ(HC)の信頼も勝ち取っていることだと言えよう。
チーム公式サイトによると、ブライアン・ダボールHCは合同練習でライオンズと対峙した際にネイバースから垣間見たものについて「彼はキャンプを通して見せてきたものを見せていた」と述べたという。「競争心が強く、何をすべきか分かっている。練習では高いレベルでプレーしている。それが試合にも反映されるか見てみよう。私はマリクに大きな信頼を寄せている」
最近、配信された『Hard Knocks: Offseason with the New York Giants(ハードノックス:オフシーズン・ウィズ・ザ・ニューヨーク・ジャイアンツ)』で紹介されていたように、ネイバースはジャイアンツが2024年NFLドラフトの全体6位で指名したいと望んでいた選手だ。その後、ネイバースはトレーニングキャンプで何度か素晴らしいキャッチを決めて人々を驚かせてきた。しかし、現地6日(火)にライオンズのセーフティ(S)カービー・ジョセフと殴り合いになったネイバースは、“ライオン”と騒ぎを起こした最新の“ジャイアント”になっている。
『ESPN』によると、ネイバースは「誰かが俺に向かって走ってきて、二言三言言ってきた。あとはそれだけだ」と明かしたという。
騒動が発生したにもかかわらず、ネイバースに集まっている注目はポジティブなものだ。
その過程でネイバースの自信は高まっている。
チーム公式サイトによれば、ネイバースはライオンズとの合同練習で学んだことについて「リーグの選手たちと競り合うことができる」と語り、こう続けたという。「シーズンが始まる前に他の選手と対戦すること、それが一番大事なことだった。自分が何に取り組む必要があるのか見ていこう。自分のプレーをものにすること、それがすべてだ。ただただ自分らしくあり続ける。自分自身に“とにかく自分らしくあり続けろ”と言い聞かせている。それしか言うことはない」
2024年に大きな計画を立てているネイバースは、ジャイアンツのワイドレシーバーポジションで長らく必要とされていたゲームチェンジャーになることが大きく期待されている。
ネイバースはすっかり乗り気だ。
「自分にできること、できないことの評価に過ぎないと感じている」と語ったネイバースは「俺はここで、自分にはできないことがあまりないことを示すつもりだ。つまり、たくさんプレーを決めれば決めるほど、自分のもとにチャンスが巡ってくる。他のみんなも同じだ。試合でプレーを決めたら、その分プレーの機会が増える。自分が得意なことと、選手たちが得意なことを見つけて、それぞれを最適な場面でプレーさせるんだ」と続けている。
【RA】