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FAのSジャスティン・シモンズがセインツを訪問

2024年08月08日(木) 14:11


ジャスティン・シモンズ【Aaron M. Sprecher via AP】

セーフティ(S)ジャスティン・シモンズがついに新しいホームを見つけたかもしれない。

ニューオーリンズ・セインツがフリーエージェント(FA)のシモンズの訪問を受け入れる予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがこの計画を知る人物の話をもとに現地7日(水)に確認した。

最初にこのニュースを報じたのは『NewOrleans.Football(ニューオーリンズ・フットボール)』のニック・アンダーヒルだ。

セインツは現在、カリフォルニア州アーバインでトレーニングキャンプを行っている。

今オフシーズンにコスト削減のためにデンバー・ブロンコスから放出されたシモンズは、プレシーズンが差し迫る中、いまだに獲得可能な状態にあるトップフリーエージェントの1人となっている。プロボウルに2度選出された経歴を持つシモンズは、例年の高い水準からすると劣る2023年シーズンを過ごしており、通常よりも数試合多く欠場。それでも、ディープゾーンを死守し、あらゆるエリアをサポートできるシモンズが、広範囲をカバーできるセーフティであることに変わりはない。

シモンズはブロンコスで過ごした8シーズンでインターセプト30回——2022年にはリーグトップのインターセプト6回——をマークしたほか、パスディフェンス64回、サック4.5回、トータルタックル604回を記録。

セインツは現在、Sタイラン・マシューと2023年ドラフトで5巡目指名したSジョーダン・ハウデンを先発として予定している。セインツは今オフシーズンにバックアップとしてコーナーバック(CB)ウィル・ハリスと契約し、元ドラフト1巡目指名のジョナサン・エイブラムも擁している。シモンズとマシューを組み合わせることで、ヘッドコーチ(HC)デニス・アレンはディフェンスのバックエンドにおいて独自の柔軟性と広範囲のカバー能力を得ることができるはずだ。

セインツの守備コーディネーター(DC)ジョー・ウッズは2016年にシモンズがドラフトされた際のブロンコスのディフェンシブバック(DB)コーチであり、続く2シーズンはブロンコスの守備コーディネーターを務めていた。また、現在のセインツのDBコーチであるマーカス・ロバートソンも2017年から2018年にかけてブロンコスでDBコーチを務めていたため、チームにとっても選手にとっても慣れ親しんだ状態で今回の訪問に臨むことになる。

セインツはアレンHCのもとで重要なシーズンを迎える。この時期に残っているトップクラスのフリーエージェントの1人を引き抜くことは、ディフェンスのバックエンドを強化するのに役立つかもしれない。

【KO】