結局、ニューオーリンズ・セインツのラインバッカー（LB）ピート・ワーナーが契約最終年を迎えることはない。

現地8日（木）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが今回の契約について知る人物の話をもとに報じたところによると、セインツとワーナーが1,750万ドル（約25億8,159万円）の保証を含む、3年2,500万ドル（約36億8,798万円）以上の延長契約に合意したという。

ワーナーはルーキー契約の最終年をプレーする予定だったが、今は2027年シーズンの終わりまで契約下に置かれている。

かつてドラフト2巡目で指名されたワーナーの最初の3シーズンはジェットコースターのように不安定だったものの、特にランディフェンスでは輝きを見せてきた。ワーナーはフィールドの中央を守ったり、ブリッツに加わったりする多才さがあり、ヘッドコーチ（HC）デニス・アレンが率いるセインツ守備陣に柔軟性をもたらしている。

その浮き沈みの激しいプレーを受けて、セインツは今オフシーズンにベテランのLBウィリー・ゲイJr.を競争相手として加えるとともに、4年目を迎えるワーナーにはプレーのレベルアップを要求している。今回の契約延長はセインツがこれまで見てきたものを気に入っていることを示唆しており、将来に向けての疑問を1つ解消したことになる。

【KO】