ニュース

通算サック51回のスティーラーズDEゴールデンがリザーブ/引退リストへ

2024年08月11日(日) 12:39


マーカス・ゴールデン【AP Photo/Matt Durisko】

9シーズンにわたり3つのチームでプレーし、通算サック51回を記録したディフェンシブエンド(DE)マーカス・ゴールデンが現役を引退する。

ゴールデンは2015年に始まったキャリアで3番目にして最後のチームであるピッツバーグ・スティーラーズによって現地9日(金)にリザーブ/引退リストに登録された。

2015年NFLドラフト全体58位でアリゾナ・カーディナルスに指名されたゴールデンはそこで合計7シーズンを過ごしたが、その間の2シーズンをニューヨーク・ジャイアンツでもプレーしている。昨年はスティーラーズで過ごし、途中出場した16試合でサック4回をマークした。

通算127試合に出場し、そのうち68試合に先発したゴールデンはパスラッシュのスペシャリストであり、3回のシーズンで二桁サックを達成している。最初の二桁サックはカーディナルス時代の2016年シーズンに成し遂げており、キャリア最高となるサック12.5回を記録。続いて、2019年にはジャイアンツでサック10回をあげ、ジャイアンツからのトレードでカーディナルスに戻された翌シーズンにあたる2021年にはサック11回だった。

33歳のゴールデンはキャリア通算でクオーターバック(QB)ヒット140回、タックル343回、ファンブルフォース11回、タッチダウン1回の成績を収めた。

昨シーズンに記録したサック4回から判断すると、ゴールデンはまだパスラッシュの力が残っていたものの、エッジラッシャーが豊富なスティーラーズでは、ロースタースポットを争う可能性が高かっただろう。

そして今、ゴールデンは引退への道を突っ走っている。

【KO】