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ベンガルズQBバロウが復帰戦でタッチダウン、次のプレシーズンゲームで相手からの接触を希望

2024年08月12日(月) 12:05


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Emilee Chinn】

ジョー・バロウが戻ってきた。

現地10日(土)、シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)であるバロウが昨年11月にシーズン終了につながる手首のケガに見舞われてから初めて試合に復帰し、期待を裏切らないパフォーマンスを見せた。

バロウが復帰初戦でプレーしたのは1回のドライブだけだったが、そこでパス7回中5回を成功させて51ヤードを記録し、ワイドレシーバー(WR)ティー・ヒギンズにタッチダウンパスを通して先制点を挙げるなどして最善を尽くした。4人のワイドレシーバーにパスを通したバロウは、最初のドライブでチームを5回のファーストダウン獲得に導いている。結果的にベンガルズは17対14でタンパベイ・バッカニアーズに敗れた。

数カ月にわたるリハビリ、回復、自信の喪失を経て、バロウは土曜日に参加した12回のプレーに満足しているものの、完全に不満がないわけではないようだ。

試合後に「まだやるべきことはあるけど、試合に復帰できたのは良かった」と語ったバロウは「タッチダウンを決めたし、少しだけ助けてもらった。良いスタートだった」と続けている。

バロウは唯一、出場したドライブで一度もタックルを受けなかった。それは、調子を取り戻そうとしているクオーターバックにとって幸運なことでも、不運なことでもある。バロウは報道陣に対し、今後のプレシーズンゲームで相手にヒットされても気にしないと明かした。

『ESPN』のベン・ベイビーによると、バロウは「それはたぶん、何よりもメンタル面で役に立つだろう」と話したという。「転ぶと痛いということを理解するだけでいい。一度だけでも実際の試合に出場する前にその感覚を味わっておきたい」

8月に組まれている次の2試合でバロウがどれほどプレーするかは分からない。ケガを抱えていることからも、ベテラン選手であることからも、バロウがプレシーズンでプレーすることはほとんどないだろう。バロウはこれからの11日間における出場可否の判断はヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーに委ねられるとコメントしている。

指揮官に就任してから6年目を迎えるテイラーHCは土曜日に、バロウがバッカニアーズ戦での限られた出番の中で、普段の姿を取り戻したように見えたと述べた。

『Associated Press(AP通信)』によれば、テイラーHCは「コントロールできていたし、ディフェンスをよく見ていたと思う。本当にうまく対処していたと思うし、みんなも彼のためにプレーを決めていた」と振り返ったという。

バロウとベンガルズは8月17日(土)にプレシーズン2戦目としてシカゴ・ベアーズとの一戦に臨む予定だ。

【RA】